シムーン第二章 ~乙女達の祈り~

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【  2016年12月  】 更新履歴 

  12.29.  【 ビーストハンター 小説本編 】  ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(10)   さわりを読む▼
  12.27.  【 ビーストハンター 小説本編 】  ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(9)   さわりを読む▼
  12.25.  【 ビーストハンター 小説本編 】  ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(8)   さわりを読む▼
  12.23.  【 オリジナル詩集 】  礼節をわきまえぬ者たち   さわりを読む▼
  12.21.  【 ビーストハンター 小説本編 】  ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(7)   さわりを読む▼
  12.19.  【 ビーストハンター 小説本編 】  ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(6)   さわりを読む▼
  12.17.  【 ビーストハンター 小説本編 】  ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(5)   さわりを読む▼
  12.15.  【 アニメ /コミック 】  『夏目友人帳』と「緑川ゆき」   さわりを読む▼
  12.13.  【 ビーストハンター 小説本編 】  ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(4)   さわりを読む▼
  12.11.  【 ビーストハンター 小説本編 】  ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(3)   さわりを読む▼
  12.09.  【 ビーストハンター 小説本編 】  ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(2)   さわりを読む▼
  12.07.  【 オリジナル詩集 】  The Terminal Phase   さわりを読む▼
  12.05.  【 ビーストハンター 小説本編 】  ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(1)   さわりを読む▼
  12.03.  【 ビーストハンター 小説本編 】  ビーストハンター 第4話 「誰がために銃声は鳴る」(11)   さわりを読む▼
  12.01.  【 ビーストハンター 小説本編 】  ビーストハンター 第4話 「誰がために銃声は鳴る」(10)   さわりを読む▼


ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(10)

ビーストハンター 小説本編

 「いや何ね…新都で放送してる歌番組なんだがな。時々アメリカから童謡のリクエストがくるんだよ」「そりゃぁ、アメリカには日系人も住んでるしな…日本が恋しくてリクエストしてきてもおかしくはないだろう」「俺もそう思ったんだがな…そのリクエストした童謡の中に奇妙な韻律が含まれてるような気がしてな」「ふ~ん…よくそんな事が分かるな」「あたぼうよっ!何十年情報屋やってると思ってんだ…政府機関やテロ組織さえ解けねぇ暗...全文を読む


ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(9)

ビーストハンター 小説本編

  海に沈んだ旧東京の外れにかろうじて残った東京疎開。 一昔前、世界規模の災害や気候変動に見舞われて、住む土地を失った世界中の難民がこの地に流れ着いた。 だが、すぐに日本も世界を襲った大変動に飲み込まれ、安住の地を求めて東京にやってきた人々は見捨てられた。 希望もなく明日もない東京疎開…この墓地にはそんなスラムの街で死んだ名もない人々が眠っている。「久し振りだな~、親父…俺は何とか生きてるよ」 粗末な...全文を読む


ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(8)

ビーストハンター 小説本編

 「殺された政界や財界の連中の裏事情を考えるとあり得ない事ではないな…蘇我神父は正義感の強い男だったらしいから」「もしかすると、我々を脅迫するためにやったのかも知れませんな」「ヤツが公安局の内部機密を盗み出し、ブタ小屋からビーストを脱獄させて行方をくらませてからもう一年になるか」「その間、ヤツの足取りを追っていたこちらの捜査官がもう五人もやられています」「政府に関る重要機密を握ったままでうろつかれる...全文を読む


礼節をわきまえぬ者たち

オリジナル詩集

 礼節をわきまえぬ者たち去る 12月19日の事だったベルリンのクリスマスマーケットが イスラム過激派に襲われた買い物にきていた 大勢の市民が犠牲になる 悼ましい出来事が起きたマトモな人間であるならば 真っ先に 犠牲になった人々を哀悼するはずところが 地元ドイツやヨーロッパの右翼団体や政治家は なんと言ったか?いの一番に 首相の責任を追及し 事件を自分たちの主張や政治宣伝に利用したあろう事か開口一番 海の...全文を読む


ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(7)

ビーストハンター 小説本編

  公安局の職員は殺到する電話への応対に四苦八苦していた。 30人もの政界や財界の大物が一夜にして何者かに殺されたのだ。 ネオ東京…いや日本の治安維持を預かる公安局に、家族や関係者からの電話が掛かってくるのも無理はない。「しかし大臣…局長を出せとおっしゃいましても、局長はただいま事件の捜査で忙しくしていらっしゃいまして」 幹部職員に指示を出している藤原公安局長の横で、その様子を見ていた局次長が言った。「...全文を読む


ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(6)

ビーストハンター 小説本編

 「ガオォ~ッ!…グルルルル」「ギャ~~ッ!!」 次の瞬間にチベタンマスチフのルージュは社長の左足を食いちぎっていた。 あまりの痛さに悶絶している社長の胸に、女は真っ赤なピンヒールを突き立てた。「おゃおゃ…か弱い女の子の足をちぎったお前さんでも、自分の足を食いちぎられたら痛いのかい?」 ニヤリと笑ったウズメは、サイレンサーの付いたベレッタM-81を構えた。「まっ、待ってくれ。どこの組織に金で雇われた殺し屋...全文を読む


ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(5)

ビーストハンター 小説本編

 「よくもまぁ白々しい事を…鉛弾喰らって心臓マヒ起した…の間違いだろ。ねぇ、社長」 助手席にいたボディガードが、後ろの座席に座っている恰幅のいい紳士風の男に言った。「まったくだ。どこの組織か知らんが大胆な事をやってくれたもんだ…お陰でわしは海外に身を隠さにゃならん」「政界や財界の大物を30人まとめてですからね~…よっぽどデカイ組織にちげぇねぇや」 芸能プロダクションの社長の隣に座っているボディガードもそう...全文を読む


『夏目友人帳』と「緑川ゆき」

アニメ /コミック

 緑川ゆきさん=夏目友人帳の作者は、私にとってあこがれの人である。私はシリーズ物アニメの初回を観て、何らかの思索が込められて無い作品(萌ぇ系など)は捨てる事にしている。そんな訳だから、『夏目友人帳』も危うく捨てるところだった。でも、心惹かれる何かがあって続けて観る事にした。今では、捨てずに観て良かったと思っている。それは『夏目友人帳』が、新しい分野を開く画期的な作品だったからだ。この世のものならぬ「...全文を読む


ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(4)

ビーストハンター 小説本編

 「あっ!白いヒゲのお爺ちゃんだ~」 サンタクロースのコスプレで会議室に入ってきたツクモを見るなりウィルははしゃいだ。「似合ってまんな~…いっそ武装警備員やめて本職になったらどうでっしゃろ」 ヒジリはそう言ってツクモをからかった。「さぁ、みんな席に着いて~」 沙羅に促されて、ジョーもウィルを膝に乗せて椅子に座った。 だが、ジョーの前に置いてあるクリスマスケーキには、なぜかハッピー・バースディのデコレ...全文を読む


ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(3)

ビーストハンター 小説本編

  ジョーがプレゼントを差し出すよりも早く、ウィルは彼の側に駆け寄った。「ダディ…お顔どちたの?」ウィルは、すぐにジョーの腫れた顔に気付いた。「あぁ、ちょっと転んじゃったんだ…たいした事はないよ」ジョーはそう言ってごまかした。 けれどウィルの目はごまかせても、沙羅の目はごまかせなかった。「ゲーセン寄ってネトゲ拾ぅてたもんで遅ぅなってしもたわ…ごめんやっしゃ」 そう言いながらヒジリがシュンを連れて会議室...全文を読む


ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(2)

ビーストハンター 小説本編

 「兵士たちが一通り女の子を犯し終えて満足した頃、親父は『もういいだろ』と言って精液にまみれた裸の少女にシーツを掛けてやった…すると、女の子は不自由な手を親父の袖に回し、悲しそうな目をして自分の額に当てた。親父は黙ってモーゼルを抜いて女の子の頭を撃った」 話を終えたジョーは、そのままうつむいて黙ってしまった。※この話は、戦時中に徴兵されて支那(中国)戦線で従軍した叔父の体験談をベースにしました。残念な...全文を読む


The Terminal Phase

オリジナル詩集

 The Terminal Phase神は 高慢になって おごった娘と その子らをごらんになったその者らは 自らの強さに溺れて か弱き者たちを 差別していた富を蓄え 飽食を為し 姦淫にふけり 地上を欲しいままにしていた貧しい人や 乏しい人たちをかばわず 逆にそれらの人々を虐げていたお怒りになった神は 大地を揺らし 海を覆し 火と硫黄の雨を降らせてこの者たちを滅ぼし その魂を捕えて 煮えたぎる 地の底に落とされた地の底...全文を読む


ビーストハンター 第5話 「手折られし花に捧ぐ鎮魂歌」(1)

ビーストハンター 小説本編

 ※ この章の物語は1部に過激なバイオレンスを含みます。嫌いな方は読む事を避けるようお奨めいたします。「この人でなしが~っ!貴様はそれでも人間か~っ!」 ジョーの胸倉を掴んだツクモは顔面を激しく殴った。 前の座席に座っていたシュンとヒジリが驚いて後ろを振り返った。 切れたジョーの口からは鮮血がほとばしったが、それでも彼は殴られるままでいた。 怒りに駈られているツクモは、そんなジョーを掴んで車の外に引き...全文を読む


ビーストハンター 第4話 「誰がために銃声は鳴る」(11)

ビーストハンター 小説本編

  シュンとヒジリが客席を見て回っている間にジョーはステージの方に向かった。 ステージには手足を切り取られて人体改造をされた全裸の少女が、まるで人形のように椅子に座らされていた。 それは見るもおぞましい姿だった…人間は権力や金に飽かせてこれほどまでに残酷な事をするのだろうか。 ジョーはダルマにされて、要人やセレブたちの見世物になっていた哀れな少女の側に行った。 そして、うなだれているの少女を抱き上げ...全文を読む


ビーストハンター 第4話 「誰がために銃声は鳴る」(10)

ビーストハンター 小説本編

 「や~れやれ…ヤバイところだったわい」 とっさにステージの通用口から逃げ出した司会役のピエロは、息をはずませながらつぶやいた。「♪と~りゃんせ と~りゃんせ こ~こは ど~このほそみちじゃ~」 すると、ビルの裏口に通じる薄暗い通路のどこかから奇妙な歌声が聞こえてきた。「誰だっ!」 ピエロは周りを見たが、歌声は通路の壁に反響してどこから聞こえてくるか分からなかった。 バンッ!バ~ン!…恐怖に怯えたピエ...全文を読む

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