シムーン第二章 ~乙女達の祈り~

実話「事実は小説より奇なり」

事実は小説より奇なり 〇秘番外編「女人禁制:?なし芳一」

耳無し芳一

世にも恐ろしき怪談 「女人禁制:?なし芳一」

これは私が酒場を経営していた頃に、よくお客様に話して差上げた世にも恐ろしい怪談です。
ただし、女子の方は極力読まないで下さい。下ネタ有り!

その昔、平家滅亡の地・壇ノ浦に、さるお寺がございました。
お寺には芳一と言う、たいそう琵琶のうまい盲目の法師がおりました。
ところが、芳一の弾く琵琶の音に寄せられて、滅亡した平家の怨霊が集まって参りました。
相手が亡霊とは知らぬ芳一は、いつしか平家の怨霊と誼を交わす様になったのでございます。
そうして、琵琶法師・芳一は、夜ごと琵琶を弾くたびに、しだいにやせ衰えて参りました。
どうやら、すっかり平家の怨霊たちに、執り憑かれてしまったらしいのでございます。
「このままでは芳一は平家の怨霊に執り殺されてしまうであろう。何とかせねば…」
それを知った和尚は、芳一を救おうと思い、その全身に般若心経を書き写しました。
しかし、たった一つだけ経文が書いて無い箇所があったのでございます。

その夜,芳一が一人で座っていると,いつもの如く平家の怨霊たちがやって参りました。
されど、経文の書かれた芳一の身体は、平家の怨霊たちには見えなかったのでございます。
ひたひたと近づき、或いは遠ざかり、亡霊たちが芳一を探している気配がいたしまする。
「芳一よ~、何処におるか~」平家の怨霊たちが、しきりに芳一を呼ばわっております。
恐ろしさの余り、芳一は呼ばれても、返事をしないでただじっとしておりました。
「姿も見えん、声も聞こえん。はて、芳一は何処へ行ったやら…」と武士の亡霊が言います。
「ほんに、いつもなら琵琶の音がいたしておりまするに…」と女人の亡霊も申しております。
「どうやら、今宵は芳一はおらんようじゃのう」殿の亡霊は、諦めて帰ろうといたしました。
その時、配下の武士の亡霊が、何かを見つけたのでございます。
「殿、こんな所にキノコが生えておりまする」と武士の亡霊が言うと、
「あらまぁ、見事な松茸ですこと」と、女人の亡霊もそう申しました。
「そう言えば、源氏に敗れてよりこの方、美味な珍味を食しておらんかったのう」
「では、これを持ち帰りまして、今宵は土瓶蒸しなど召し上がりましょうぞ」
そう言うと、平家の怨霊たちは、グイッ!とそれを引っこ抜いて去って行ったのでございます。

さすがの和尚も、そこだけは経文を書けなかったのでございましょう。
かくして、琵琶法師・芳一は、日本初のニュー〇ーフとあいなった次第でござりまする。

世にも恐ろしき怪談「?なし芳一」の物語の一節でございました。
それにしても、芳一殿は、さぞかし痛かった事でござりましょうなァ~

うぅぅ~…書いてる方が痛くなって寒気がして来た…冷や汗が出て来たわ(;><;)
ヤメタ~!こんな恐ろしい怪談話、もうよう書かん(笑)

にほんブログ村 小説ブログへ

 


<止めたにも係らず読んでしまった女子の方へ>
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい(ひたすら平謝り・土下座・平伏)
女子の方は決して真似をしないで下さい。痛いの何のって…本気で男子を怒らす可能性大です(笑)
男子にとっては「世にもイタ~ィ!恐ろしき怪談」…でした(大笑)
 
関連記事
スポンサーサイト
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼シムーン第二章 ~乙女達の祈り~
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼未来戦艦大和
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼ビーストハンター
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼地球年代記 ~カルマ~
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼まぼろし
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼やさしい刑事
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼幻影の艦隊
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼その他の小説
もくじ  3kaku_s_L.png オリジナル詩集
もくじ  3kaku_s_L.png 随想/論文集
もくじ  3kaku_s_L.png 死とは何か?
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
  ↑記事冒頭へ  
←乙女達の祈り 第6話 【陰謀】 その1    →滅びの詩
*Edit TB(0) | CO(6)

~ Comment ~


そうだーお店を経営されてたのですね。
だからお話がお上手なのですね。

お客様相手だと、いろいろな方がいらして
いろいろな事を聞いて 見て人生の経験も増えますものね。

お客様相手の仕事はわたしも経験がありますので^^

あ・・・読んじゃいましたo(*^▽^*)o~
痛みってわからないですね
心の痛みと同じですねヾ(・_・;)
#597[2014/08/14 02:05]  yume-mi  URL  [Edit]

Re: y様 COありがとうございます^^

>> あ・・・読んじゃいましたo(*^▽^*)o~
> 痛みってわからないですね
> 心の痛みと同じですねヾ(・_・;)

あの苦痛は男子にしか分からない…男は皆、一度や二度はそれを経験してますよ。
?に衝撃を喰らうとショック状態で、息が詰まって、心身共に機能停止になります。
あの強烈な痛さに比べたら、心の痛みの方がまだマシだろうなァ~(笑)
男が強すぎない様に、神は体の(露出した)中心部に弱点を与えられたのかな?
#598[2014/08/14 07:09]  sado jo  URL 

ええ、声にならない叫びが出ますね(汗)

オナゴによく愛撫される箇所でもありますがw
#599[2014/08/14 21:46]  blackout  URL 

Re: CO ありがとうございます^^

> ええ、声にならない叫びが出ますね(汗)
> オナゴによく愛撫される箇所でもありますがw

昔、キャッチャー(野球)やってる時に、ファールチップが当った事がありました。
さすがに死ぬか~!と思いました。あの苦しみは女子には分からないだろうなァ(笑)
#600[2014/08/14 22:52]  sado jo  URL 

おはようございます。
あの時の話、ネタかと思っていましたが、
女王様は嬉しい。(笑)
想像していたのより、もっと過激で、でも笑いました。
新説耳なし芳一ですね。
#604[2014/08/16 06:51]  かさかさ  URL 

Re: k様 COありがとうございます^^

> あの時の話、ネタかと思っていましたが、
> 女王様は嬉しい。(笑)
> 想像していたのより、もっと過激で、でも笑いました。
> 新説耳なし芳一ですね。

ははは…どう考えても、こちらが真相だと思いますよ。
見える耳にお経を書き忘れるなんて、あり得ないもの…
出版禁止にならない様に、作者が事実を隠したのではないか…と?(笑)
鎌倉時代にもSM小説の読者がいて「裏本・?なし芳一」があったのかなァ~?
もし、本が発見されても重要文化財にはなりません…青少年の教育に悪い(笑)
#606[2014/08/16 14:38]  sado jo  URL 














管理者にだけ表示を許可する

~ Trackback ~


  ↑記事冒頭へ  
←乙女達の祈り 第6話 【陰謀】 その1    →滅びの詩