シムーン第二章 ~乙女達の祈り~

オリジナル詩集

「星の物語 その1」 ~テラの旅~

星の物語 その1 (~テラの旅~)

いつの頃からだろうか?
この船が 旅を始めたのは…

人は なぜ自分がこの船のクルーになったかを知らない
旅をする理由も知らず 旅の目的も分からないのに
それでも 船の中で営々と命の連鎖を繰り返してゆく
鳥籠の様な船内で 親は子を産み 子もまた子を産み
気の遠くなる時を重ね 世代を繰り返して旅を続ける

この船は 何の為に造られたのだろうか?
この船は 何の為に存在するのだろうか?
我々は 何のために生きているのだろうか?
その問い掛けに答えられる者は 誰もいない

だが 魂の奥底から 何者かの声が聞こえてくる
その声は言う この船の目的はたったひとつ
そう それは小さくとも 「命を運ぶ宇宙船」だと
ならば いつかたどり着く未来が 必ずあるはずだ

西暦2016年 1月1日
渦巻く銀河の端を 高速で旅を続ける宇宙船があった
時速107280Km 青い船体を 宝石のように美しく輝かせて
だが 乗組員を守る命のシールドは ほころびを見せ始め
その船内では 生命の危機が しだいに進行し始めていた

果たして「命を運ぶ船」は 未来へたとり着けるのだろうか?
すべては この船に乗る 一人一人の心に掛かっていた


サラ・ブライトマン ~RUNNING~「私達は地球が平和になるまで走り続ける」

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~ Comment ~


あけましておめでとうございます!

わあ、これはどういうお話なんでしょうか?シムーンのうちの一つなんでしょうか?

でも一瞬これは地球?なんて思ってしまいました(汗)

ちょっと似ていませんか?
どこか遠くへ行くわけではないけれど、ある意味一つの船のようだな。と。
そして命の連鎖を続ける事に人が疑問を持ったのなら、少なくとも人としての連鎖はいつか終わりを告げてしまう・・。
ただこの地球は人間だけのものではないから、地球そのものの命運が尽きるその日まではきっと生命の溢れた「船」であり続けるんでしょうけどね。

この船の場合は人がいなくなれば船が動かなくなる。だからこそ船そのものの命運が「一人一人の心に掛かって」いるんでしょうね。

とても惹きつけられる素晴らしい始まりだと思いました♪
続きを楽しみにしています。
そして今年もどうぞよろしくお願い致します。
#9[2014/01/02 00:26]  ぐりーんすぷらうと  URL 

Re: 新年の詩のつもりで…(汗)

済みません(陳謝)小説じゃなくて詩なんです~^^でも僕の場合は、連環詩をインスピレーションにして小説にする事が多いので、もしかしたらそうなるかも知れません。分野は違いますが、いつか『火の鳥(手塚治虫)』みたいな、命をテーマにした雄大な長編を描きたいと、常日頃から思っています。
#10[2014/01/02 09:58]  sado jo  URL  [Edit]














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