シムーン第二章 ~乙女達の祈り~

オリジナル詩集

零時50分発 不幸行

不幸行き

零時50分発 不幸行

軽い気持ちで 切符を買って
人は誰もが 汽車に乗る
発車のベルが 鳴り響く
気ままな旅の つもりでも
旅立つ列車は
零時50分発 不幸行

ときめくひと時に われを忘れ
過ぎ去る景色も 目に入らない
列車はひた走る 恋路沿線
希望に胸を 踊らせていても
走る列車は
零時50分発 不幸行

誰でも一度は 振り返る
中継駅は 人生分岐点
でも 立ち止まる旅人は
幸せの予感に 急き立てられて
急ぐ列車は
零時50分発 不幸行

別れの駅は 哀しみばかり
涙の駅には 雨が降る
一人ぼっちの旅人を残したまま
引き返す列車は
零時50分発 不幸行


夜が明けたら (1969年)・・浅川マキ 投稿者 prdlpp
夜が明けたら 歌:浅川マキ
彼女は、投げやりな気だるい雰囲気と歌声で、1960~70年代にマニアックなファンの間で、大変人気のあった歌手です。
「かもめ」「赤い橋」「朝日のあたる家」多くの曲を残して世を去りました。裏ぶれた酒場で聞きたい様な歌声でした。

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~ Comment ~


こんにちは。

別れの駅。
その時は、楽しく待っていた電車も
あれが最後だったのかと後で思うと
あの時間って、とてつもなく大事な時間だったのだと
いつまでもかみしめてしまいますね。

浅川マキ?さん初めて聞きましたが、気だるい感じが雰囲気がありますね^^
宇多田ヒカルさんのお母さん?の歌を数年前に聞かせてもらったのですが、
声が少し似ている気がしました。
#1320[2015/01/15 08:14]  yume-mi  URL  [Edit]

Re: yume-mi様 COありがとうございます^^

「別れの駅」と言うのは、映画ではとても絵になるシーンが多いです。
駅で別れる男女の哀愁に満ちた切ない構図は、どうしようもなく涙をそそります。
ソフィア・ローレン主演「ひまわり」のミラノ駅の別れは、映画史に残る名シーンでした。

「浅川マキ」は60年代の中島みゆきと言った所でしょうか。
ちょっぴり哲学的で、不幸な雰囲気を醸し出しながら、マニアを魅了しました。
寺山修司などの多くの詩人や、有名な知識人に愛されました。
#1321[2015/01/15 15:44]  sado jo  URL 

その時代の雰囲気をプンプン臭わせる歌ですね。
いい感じです。
#1323[2015/01/15 20:38]  マウントエレファント  URL  [Edit]

Re: マウントエレファント様 COありがとうございます^^

> その時代の雰囲気をプンプン臭わせる歌ですね。
> いい感じです。

政治の混乱。ベトナム戦争。学生運動。フォークソング。ヒッピー。ドラッグ…
荒れた時代の投げやりな絶望感が背景にありましたね。思い出します^^
中島みゆきもネクラな歌が多いですが、浅川マキの絶望感は、もっと凄いと思います。
#1325[2015/01/15 21:45]  sado jo  URL 

こんばんは♪

とても心に響きます。
不幸行きの列車から、何事もなく降りることが出来たでしょうか。

「夜が明けたら」の歌も聴きました。良いですね。「朝日のあたる家」も、好きな曲で、時々、聴いてます♪
#2427[2015/08/08 00:52]  冴恵  URL 

Re: 冴恵様 COありがとうございます^^

> とても心に響きます。
> 不幸行きの列車から、何事もなく降りることが出来たでしょうか。

途中下車無効の切符ですからね~
人生と言う終着駅で、何が待ち構えていたかは測りかねます^^
#2429[2015/08/08 12:20]  sado jo  URL 














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