シムーン第二章 ~乙女達の祈り~

実話「事実は小説より奇なり」

事実は小説より奇なり 第二話「進撃の巨人?」

これは世藻末茶が酒場を経営してた頃の、お店にまつわる実話エピソードです。

その日は、珍しく女性のお客様に恵まれない日でした。
ボックス席では、アベックのお客様がイチャイチャしていました。
それを横目に、カウンターにしけた面の男性客が二、三人ぶつぶつ言いながらぼやいてました。
「ついてねぇなぁ~」
「まぁ、こんな日もあるさ。な、マスター」
と、私を慰めてるのか?自分を慰めてるのか?そこへ電話が掛かって来ました。
「あ、はい。今から五人ですね。承知いたしました。お待ちしております」
「誰か来るの~?マスター…女だったらいいのになぁ~」
「ビンゴ~!団体の女性グループが来てくれるらしいよ」
途端に男性客の顔色が変わりました。世界がバラ色に輝いて見えたみたいです。

それからしばらくして、勢いよくドアを開けて五人の女性が入って来ました。
それを見るなり、感動したのか?一人のアニメオタクが思わず言いました。
「わっ!進撃の巨人や~!」
体格のいい五人の女性は、ギロリ!と彼をにらみました。
彼女たちは『レスリング』の選手だったのです。多分何かの打ち上げ会をしに来たのでしょう。
女性たちににらまれた彼は、バツが悪そうに小さくなったままでした。
逆に、私は体格のいい彼女たちのお陰で、ホクホクの恵比寿顔になってました。
飲んだり、食べたりする量がハンパではなかったから…お陰でその日は儲かりました♪
どうやら同じ神様も、人によって『貧乏神』に見えたり『福の神』に見えたりするようです。

スケベ心満載の彼らは『進撃の巨人』の餌にならなかっただけマシなのかも知れません。
ちなみにお店には、危ない時に助けてくれる『リヴァイ兵長』はおりません。

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※このショートショートは「実話ドキュメント」に付、プライバシー保護の為、実際の人名・その他の詳細については、アレンジを加えてあります。私はまだ恨まれて殺されたくはないですから(笑)

種明かしをすると、女には意味が理解できないだろうとタカを括った酔客が「高砂部屋」と言ったんです。それがバレてしまった。
女性はコンプレックスに対してとても敏感です「過ぎたるも」「及ばざるも」彼女にとっては大変なコンプレックスなのです。
男目線で、女性は胸が大きい事はさぞ自慢だろうと、女性の胸を褒めて失敗する例は多い。口は災いの元!気をつけましょう。

※自分か何屋さん?だったのか忘れそうになってます(笑)そろそろ記事の順番を整理して、本業に戻らなくては…
 
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~ Comment ~


同感ですね

女性に首から下のことについて触れる場合は、打ち解けて、相手が心を開いているときに限りますね

これも、前回の、相手の心の機微を読み取る、ということに繋がるのかもしれませんが
#28[2014/01/30 21:37]  blackout  URL 

Re: 度々のCOありがとうございます^^

いぇいぇ、上も危ないです!「富士額」と褒めたつもりが、怒らせた例もあります「富士額=美人の額」を、相手の女性は、おでこが広いと解釈したようです(笑…事ではないけど)酔ってる時は、とかく思わぬ一言がセクハラになったりします。おっしゃる通り、まず打ち解けて(悪い人でないと言う印象を持ってもらって)からですね^^
#29[2014/01/30 22:23]  佐渡 譲(じょう)  URL  [Edit]

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#542[2014/08/03 09:26]     

Re: h様 COありがとうございます^^

ははは…確かに女性はいつも注目される事を望みますね^^
誰かに見つめてもらってないと、存在意義が保て無くなるのかな?
そんなとこが、女性の可愛らしいところでもありますね(笑)
#545[2014/08/03 20:14]  sado jo  URL 

リヴァイ兵長がいたら、即そのお店にまでいきます(笑)

高砂部屋は、女性でも分かるでしょう~。やっちゃいましたね、そのお客様。

胸のことについてコメントされるのは、コンプレックスうんぬんより前に「エロいことしか考えてない」と思われる気がしますので、避けた方が無難かと。

そうですねー、難しいですよね。だから女同士だと、持ち物や服、髪型のセンスをほめあうんですよ、きっと。
#744[2014/09/20 22:08]  椿  URL 

Re: 椿様 COありがとうございます^^

> リヴァイ兵長がいたら、即そのお店にまでいきます(笑)

確かに彼の様な男は希少価値になりましたね~…と言うか、もう居ない。
70年代頃には、あのタイプは俳優の中にもたくさん居ましたが、どうしちゃったんですかね?

> 高砂部屋は、女性でも分かるでしょう~。やっちゃいましたね、そのお客様。
> 胸のことについてコメントされるのは、コンプレックスうんぬんより前に「エロいことしか考えてない」と思われる気がしますので、避けた方が無難かと。

確かにBerでの接客の経験上、男子はモロは絶対に避けなければなりません。
知恵を絞って、いかに婉曲に柔軟に女心をくすぐるかが、腕、いや頭の見せ所ですね(笑)
#745[2014/09/20 22:40]  sado jo  URL 














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