シムーン第二章 ~乙女達の祈り~

「▼地球年代記 ~カルマ~」
地球年代記 ~カルマ~ 小説本編

地球年代記 第5話 「遥かなる星の彼方へ ~宇宙の花婿に贈る~」 (3)

「言ってる意味がよく分からんなァ~」
「地球には、今どれくらいの人間がいる」
「さァ~…70億人くらいかな」
「今の調子で人間が増えたらどうなると思う?」
「地球がパンクするんじゃないか…ってか、食べられなくなるだろうな」
「それを回避するにはどうしたらいいと思う?」
「う~ん…宇宙に出て、他の星に殖民するしかないだろうな」
「だろ…だから、その為のプログラムを俺が準備してやってるんだよ」
「あァ、それで科学の進歩も、意識の変化も必然的に起きた訳なのか」
「ところがそのスケジュールの邪魔をしてるのがバグ持ちの連中なのさ」
「確かに争い事ばかりやってたら、宇宙に出る前に人類そのものが滅びかねないわなァ」
「そればかりじゃないぞ。宇宙船の中で争って船体に穴でも開けてみろ…どんな事になるか」
「そりゃ、たちまちクルー全員が死ぬ事になるよなァ」
「だから、今の内に争いの因子を削除して置かなきゃならんのだ」
「あんたの言う事は分かるが、どうやって削除するんだ?その連中をみんな殺してしまうのか?」
「大昔にあんまり悪どすぎる連中にそれをやった事はあるがな…吐き気がするほどひどい結果になった」
「殺ってしまったのか…どんな風に?」
「それを目の当たりにしたお前は記録に残しただろ…ソドムとゴモラの惨事として」
「何っ!…旧約聖書の出来事はあんたの仕業か?」
「いやいや、俺は直接手を下してないよ。元々連中が持っていた争いの因子を煽って自滅させただけだ」
「ひどいヤツだなァ…あんたは悪魔か?」
「出来損ないは仕方ないだろ。災いの種は処分するに越した事はない。それに俺は悪魔でもなければ神でもない」
「じゃ、何なんだ?」
「それも後で話す…取りあえず俺の役割はお前を天国にいざなう事だ。その為に邪魔になるヤツ等を淘汰する」
「今度は天使ってか?…あんたって何が何だか訳が分からんなァ」
「昔、ある男に言わせた『悔い改めよ。天の国は近づいた』と…それは今の時代の事を予言した言葉だ」
「おいおい、とうとうイエス・キリストかよ…いったい何が言いたいんだ」

 創作活動をする多くの人は、創作中に突然何かのインスピレーションが閃いた経験をお持ちだろうと思います。
 まるで自分以外の者が自分の中に降りる「神の降臨」とか「天の意思」…それを私のような非才な者でも感じたりします。
 そうして我に返ったら、自分でも驚くような作品ができている事があります。これはなぜなのでしょうか?
 多分、宇宙には何らかの意識があり、生命はスマホのような端末で、それを受け取る事ができるのではないでしょうか?
 ならば、聖人や多くの預言者は優れた端末機能を備えていて、宇宙の意識から真実(未来)を汲み取ったのだと思えます。
 勿論、それらの書は彼らが生きた時代を背景にしていて、その時代の人が理解できるような書き方にはなっています。
 羽根の生えた天使がいるとか、地球は平らであり、太陽は地球の周りを回ってるとか…当時の認識に合わせて書かれてます。
 未だにそれを頑なに信じる人もいますが(笑)枝葉を取り除いて本質を見れば、彼らの言葉が皆一様に同じだと分かります。
 宇宙の意識は、彼らを通じて我々にこう告げているのです。お前の使命を自覚し偉大な目的に向かって進め…と。

~続く~

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~ Comment ~


こんにちは^^

ノーベルといえばダイナマイトですが
それと同じように平和へたどり着くには使い方次第だと思います。
例えるなら阿部君はダイナマイトを兵器として見てしまったのです。
身を守るためでも「SHINE」なんて投げたら人を傷つけることになるわけだし
それだったら採掘や工事などに利用して自国の発展に繋げるべきでしょう。
#2311[2015/07/22 10:45]  西條すみれ  URL 

Re: すみれ様 COありがとうございます^^

> ノーベルといえばダイナマイトですが
> それと同じように平和へたどり着くには使い方次第だと思います。
> 例えるなら阿部君はダイナマイトを兵器として見てしまったのです。

まァ、長州軍閥=阿部氏の先祖の戦争好きは、今に始まった事じゃないですけどね。
明治新政府でも、高麗(韓国)、清(中国)、ロシアと次々に喧嘩を売る有様でした><
たまりかねた明治天皇が、~よもの海 みな同胞と思ふ世に など波風のたちさわぐらむ~
と、お歌で諭されてもやめない><…天皇の御心も、国民の空気も読めないアホですわ(笑)
#2312[2015/07/22 12:11]  sado jo  URL 

こんばんは~♪
サルでもわかる算数の解き方もわからないアンポンタンに方程式がわかるはずがありません。
ただの戦争大好き人間でしょうね。
日本が間違えたのは明治新政府に公家と長州藩ゆかりの人物を多く採用したことでしょう。
一番最悪なのは薩摩の大久保に過激公家の岩倉具視、長州藩伊藤博文を加えたことですね。
ここでボタンのかけ違いを冒したことが現代に続いちゃったことでしょう。
坂本龍馬が考えていた大統領制と議会をつぶした連中は結局絶対主義的天皇制を採用し、徳川時代よりひどい封建社会を作り上げ、その中心に自分たちを組み入れたことも忘れてはいけないでしょうね。
下級武士が華族になっちゃったんですからひどいものです。
#2315[2015/07/22 19:55]  まり姫  URL  [Edit]

悪魔でもなければ神でもないという事ですが、
ちゃんとした正体が気になりますね~。
排除できる力も、それを実行できる事も出来る訳ですから、
何とも不思議な存在ですね|・ω・`)
#2316[2015/07/22 19:58]  ツバサ  URL 

Re: まり姫様 COありがとうございます^^

> 日本が間違えたのは明治新政府に公家と長州藩ゆかりの人物を多く採用したことでしょう。
> 一番最悪なのは薩摩の大久保に過激公家の岩倉具視、長州藩伊藤博文を加えたことですね。
> ここでボタンのかけ違いを冒したことが現代に続いちゃったことでしょう。

二人とも維新の功労者の様に言われますが、大久保利通には坂本竜馬暗殺の黒幕と言う容疑があり、
伊藤博文は日本を大陸侵略に導いた罪は拭えませんね~…二人とも暗殺と言う形で返り討ちにされた。
天皇を傀儡にして野望を遂げると言う薩長軍閥の思惑が、後の第二次大戦の悲劇を招いたのは確かです。
名家・名門も、元を正せば「野盗」「山賊」の出自と言いますが、その歴史の典型的な証明ですね(笑)
で、その「野盗」「山賊」の末裔が赤絨毯の上で踊ってるのが、今の日本の国会の有様です。
(総理自ら)野次は飛ばすわ!怒鳴るわ!…ね、先祖のお里が出てるでしょ。ガラ悪いでしょ(笑)
#2317[2015/07/22 20:37]  sado jo  URL 

使命を与えられて、それを創作活動などに反映できる人は、天からそれを受け取れる人、つまり天才ということなんでしょうね。
利益ばかり追って道を誤る東芝の役員さんたちは、使命で仕事をしている人ではないのでしょう。
#2318[2015/07/22 20:43]  マウントエレファント  URL  [Edit]

Re: ツバサ様 COありがとうございます^^

> 悪魔でもなければ神でもないという事ですが、
> 何とも不思議な存在ですね|・ω・`)

さて、この俺と名乗る謎の存在…もしかしたらあなたの所にもやって来ませんか?
何かに没頭した時に、閃くインスピレーション…もう一人の自分がいる様な感覚。
コイツの正体はいったい何なんでしょうかね?
#2319[2015/07/22 20:45]  sado jo  URL 

Re: マウントエレファント様 COありがとうございます^^

> 使命を与えられて、それを創作活動などに反映できる人は、天からそれを受け取れる人、つまり天才ということなんでしょうね。
> 利益ばかり追って道を誤る東芝の役員さんたちは、使命で仕事をしている人ではないのでしょう。

同じ東芝でも、研究者や開発部門にいる人は天から恩恵を受け取ったのかも知れませんね^^
で、その天の恩恵を食い物にしたのが役員達><…まァ、天罰と言えば当たり前ですが(笑)
#2320[2015/07/22 20:51]  sado jo  URL 

ええ、ありますねw

何かが降りてくるというか、自分の内側から何かが湧き出してくるというか、そういう、すぐに言葉にするのが難しい感覚は

自分は、そこに行き着く前に、徹底的に自分の内面に向き合う必要があったようで、それが初期の小説たちでした

あるときから、以下のメッセージを帯びるようになった気がします

「終末が訪れても、想いは残り続けるのか?」
「想いや願いは、時間がかかっても成就するものか?」

ここ最近の小説たちが、結論付けずに終わっているのは、自分自身がまだ答えを出せていないことを書いているからかもしれません
#2321[2015/07/22 21:57]  blackout  URL 

Re: blackout様 COありがとうございます^^

創作者は皆そうですが、blackoutさんも、イエスや釈迦の一部を備えてるんですね^^
ぜひ、端末機能を磨いて、何者か?からのよいインスピレーションを受け取って下さい♪

> 「終末が訪れても、想いは残り続けるのか?」
> 「想いや願いは、時間がかかっても成就するものか?」

生きてた間の記憶は保障出来ませんが、何らかの生命意識と言うものは種に伝播されます。
だから、人は子供を残すんです…遠い未来の子らが、人類の最終目的を達成するでしょう。
それまでに、バグ持ちのヤバイ連中が人類を丸ごと滅ぼさなければ…の話ですが(笑)
#2322[2015/07/22 22:19]  sado jo  URL 

こんばんは~♪
私は文学的センスも何もないのですが、本の読み手としてはかなりの量をこなしています。
今までで一番すごいと感じたのが古典の平家物語、口述を記録したものとしては最高傑作だと思います。
琵琶法師はまさに天才、その頭脳は決して人工頭脳に負けてないなと思いましたね~。
現代に生きていたら安倍の馬鹿者物語を語っていたかな(笑)
#2323[2015/07/23 19:42]  まり姫  URL  [Edit]

Re: まり姫様 COありがとうございます^^

ははは、ソレぴったりですね~…「平家物語」を地で行く「阿部内閣物語」(笑)
弾き語りの名手・上原まり子さんの琵琶の音に乗せてぜひ聞いてみたい。リクエストします♪

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表はす。奢れる阿部内閣も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし(中略)…先皇(天皇)の御心にも従はず、楽しみを極め、諫めをも思ひ入れず、天下の乱れん事を悟らずして、民の憂ふる所を知らざりしかば、久しからずして、亡死にし者どもなり」
#2324[2015/07/23 20:04]  sado jo  URL 














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