シムーン第二章 ~乙女達の祈り~

随想/論文集

自分を批判する者の自由を守る…のが民主主義者の使命

リンカーン
ゲティスパークのエイブラハム・リンカーン

自民党の勉強会で「マスコミを懲らしめる」と報道統制を求める意見が相次いだ事が非難を呼んでいます。

「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番」
「(マスコミに広告を出す企業製品の)不買運動を経団連などに働きかけてもらいたい」
「マスコミを叩くには、広告収入をなくすのと、テレビの提供スポンサーにならない事だ」
「沖縄タイムスと琉球新報は潰さないといけない。沖縄の世論は歪んでいる」


その昔、ベトナム反戦運動に嫌気がさした私は、もう一度、政治と言うものを勉強し直してみたいと考えた。
理由は、マルクス・レーニン主義を礼賛する彼らと、実際のソ連や中国の政治の実態が懸け離れすぎていたからだ。
そこで、マルクス・レーニンしか知らない私は、民主主義を学ぼうと自民党を応援する青年達の仲間になった事があった。
世相の荒れていた昭和の時代…今はすでに亡くなったが、とある議員を囲んで懇談会をしていた時の事だった。
血気に逸る青年達から、上の発言に似た非民主主義的な言葉が次々と飛び出したので、私は反対意見を述べた。

「それは違うんじゃないか? “僕は君の意見には反対だ。でも君がそれを言う自由を奪われそうな時は、僕は命懸けで君の自由を守る” ってのが民主主義じゃ無いのか?」…そう反論した。

何の事は無い…民主主義の父と謳われる古代アテネの民主政治家「ペリクレース」の受け売りだったのだが…
私の言葉を聞いていた議員が突然立ち上がった…一瞬 (余計な事を言ったから怒られるのか?) と思った。
ところが、議員は僕に手を差し伸べて、私の手を握って嬉しそうに握手をしてくれたのだ。

君の言う通りだ。 民主主義は自由と平等が命だ。政権を担う者が、相手に圧力を掛けたり、力で口を封じたりしたら、それは民主主義者では無くなる

私は安心した…それまでは疑っていた自由民主党にも、こんなに立派な考え方を持ってる議員がいたんだと思った。

「君達は何とこっ恥ずかしい!」…上の議員諸君!君達の先輩は民主主義の何たるかを自覚した人だったんですよ。

民主主義は、作るのも、維持するのも困難だ…絶え間のない努力と忍耐を必要とする。
国民を絶えず教育して行かなきゃならんし、政権を預かる者は、誰に何を言われても我慢しなきゃならない。
独裁制の方がよっぽど楽だ。力を使えば何でもやれるし、国民の教育も必要無い。むしろ国民が馬鹿である方がやりやすい。
だから、アメリカ合衆国を作った「ワシントン」とか「リンカーン」は、よっぽど我慢強い、立派な人だったのだろうと思う。
70年前、日本は310万人(実際は350万人)の国民の命を犠牲にして、やっとこさ民主主義を手に入れた。
その苦労と犠牲の重さを知っている自由民主党の君達の先輩は、皆一様に民主主義を我が命としていた。
だから「自由民主党」なのだ…その後継者である君達が、平気で民主主義を壊そうとするとは何事かっ!
民主主義の根幹は自由と平等である…上も下も無い。ただ役目が違うだけの事にすぎない。
政権を担おうが、担うまいが、公人であろうが、民間人であろうが、皆国民の一人である。うぬぼれるなっ!
アメリカ合衆国では、例え大統領と言えども国民の一人なのだ!まったく何を勉強して来たのか?恥さらしもいいところだ!
民主主義者でない君達が政権を取ったら、他国へ亡命しなきゃならなくなるなァ…ブログの記事も管理統制されるだろうし…
こりゃァ、日本も終りだな><

にほんブログ村 小説ブログへ
クリック応援よろしくお願いします
 


<百田尚樹は本物の一流ライターか?>
数々のTV番組を手掛け、名放送作家と言われる百田尚樹氏は、果たして本物の一流ライターなのだろうか?
実際の撮影現場にいた私に言わせると、名作や名番組は優秀なスタッフに恵まれて、初めて名作や名番組となる。
日本の発展は、真面目で勤勉である優秀な国民の努力の成果であり、決して自由民主党と言う政党の力によるのでは無い。
「稲穂は実るほどに頭を垂れる」…日本の故事にある通りならば、スタッフに感謝し、国民に感謝するのが当然なのです。
それを、自分の力だと過信して思い上がってしまった似た者同士が、寄り集まって招いた結果があの始末となった訳です。
映画や芸能の世界で、随分有名人を見ましたが、一流人は決して奢らず、自身を律する人間性の出来た方ばかりでした。

民主主義は微妙なバランスの上に成り立っています。少しでも国民が気を緩めればどうなるか?歴史がよく証明してます。
議会の勢力が偏りそうな時は、例え、自分の嫌いな政党にでも投票して、議会勢力のバランスを保つ様に心掛けて行く。
それは民主主義を守る為であり、自身や家族の幸せに繋がる事になる…選挙は、決してムードや風評に流されてはいけない。
私はいつもバランスを考慮して選挙に臨んで来ました。国民は賢明な選択をしなければならない…と思います。
 
関連記事
スポンサーサイト
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼シムーン第二章 ~乙女達の祈り~
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼未来戦艦大和
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼ビーストハンター
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼地球年代記 ~カルマ~
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼まぼろし
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼やさしい刑事
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼幻影の艦隊
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼その他の小説
もくじ  3kaku_s_L.png オリジナル詩集
もくじ  3kaku_s_L.png 随想/論文集
もくじ  3kaku_s_L.png 死とは何か?
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
  ↑記事冒頭へ  
←七歳男児が豚と生活。言葉も話せず(中国河南省発)    →まぼろし 第7話 「雪女」 (3)
*Edit TB(0) | CO(6)

~ Comment ~


こんにちは^^

自由民主党、略して自民党。
今になると「自ら民主主義を崩す党」の略のほうがしっくりきてしまいますね。
選挙率が低いってよく聞くのは
自民党に限らず国民がそれだけ政治に期待してないってことですよね。
いや、ほんと、国民から期待されてない人達の集まりじゃ世も末です。
#2200[2015/07/06 10:38]  西條すみれ  URL 

Re: すみれ様 COありがとうございます^^

> 自由民主党、略して自民党。
> 今になると「自ら民主主義を崩す党」の略のほうがしっくりきてしまいますね。

エイブラハム・リンカーン曰く「人民の、人民による、人民の為の政治」

人民を無視して勝手に独走するわ…人民に暴言は吐くわ…金には汚いわ…
いっそ「不自由金主党」と改名した方が似合ってるんでは無いかと思います。
「民主主義」を掲げて党を創設したご先祖様達が草葉の陰で泣いているぞ><
#2202[2015/07/06 13:39]  sado jo  URL 

自由と平等とは簡単には言いますが、
実際に維持していくのは予想以上に難しいものですしねー。
どんな主義を掲げて国家を運営していけばいいのか分かりかねますが、
良いところは守って受け継いでいきたいですしね^^
#2203[2015/07/06 20:20]  ツバサ  URL 

Re: ツバサ様 COありがとうございます^^

> 自由と平等とは簡単には言いますが、
> 実際に維持していくのは予想以上に難しいものですしねー。
> 良いところは守って受け継いでいきたいですしね^^

自由に意見を言わせるには、為政者側に相当な忍耐力がいります。
また情報を公開し、国民を教育して正しい判断が出来る様にしなければなりません。
民主政治は手間も費用も掛かるのです。独裁政治の方がどれだけ簡単で楽か。
議会費用や国民教育・福祉費用を軍備に回せば、最強の軍隊が作れますよ(笑)
だから、独裁国家は強い!国民馬鹿で貧乏だから、兵隊がどんどん集まります。
#2204[2015/07/06 21:19]  sado jo  URL 

そのとおりですね。
自民党内は言論の自由が許されない体制が引かれ、優れた見識をもった人が発言しにくい状況にあるのでしょう。
だからこそ、命をはって反論するくらいの勇気がなければ、政治家になる資格はないと思います。
腰抜け議員は、いじめを見て見ぬふりをする卑怯なクラスメートとかわりありません。
#2205[2015/07/06 22:53]  マウントエレファント  URL  [Edit]

Re: マウントエレファント様 COありがとうございます^^

> 自民党内は言論の自由が許されない体制が引かれ、優れた見識をもった人が発言しにくい状況にあるのでしょう。
> だからこそ、命をはって反論するくらいの勇気がなければ、政治家になる資格はないと思います。
> 腰抜け議員は、いじめを見て見ぬふりをする卑怯なクラスメートとかわりありません。

言わせない…金に汚い…では、ホントに「不自由金主党」になっちゃいますね~><
言論の自由を弾圧しようとする議員にも…言論の自由はあります。そこは平等なのが民主主義。原則はキチンと守らせていただきますよ。
こそこそ勉強会など開いて発言しないで、堂々と有権者の前で喋ってもらいたい。
後は、有権者が判断させていただきます…ね(笑)
#2206[2015/07/07 00:11]  sado jo  URL 














管理者にだけ表示を許可する

~ Trackback ~


  ↑記事冒頭へ  
←七歳男児が豚と生活。言葉も話せず(中国河南省発)    →まぼろし 第7話 「雪女」 (3)