シムーン第二章 ~乙女達の祈り~

オリジナル詩集

釈尊の教えを体現した「日本国憲法第九条」

仏陀

釈尊の教えを体現した「日本国憲法第九条」

その昔、ガンジス川を挟んで いがみ合う二つの国があった
だが その川の畔にあるベナレスの町には 大勢の人たちが暮らしていた

ある日 年老いた釈尊が お弟子さんたちを連れて通りかかられた
見ると 川の両岸には武装した兵士が立って 互いににらみ合っていた

それでも 川辺にはいつもと変わらずに 洗濯をする女たちがいた
水浴びをしながら はしゃぎ回っている 子供たちがいた
投網を打ちながら 漁をしている 男たちの姿もあった

立ち止まって その人々をごらんになった釈尊は こうおっしゃった

「あの人々を見なさい 弟子たちよ 命とは何と美しいものだろうか」

それを聞いた多くの弟子たちは 釈尊の言葉の真意が理解できなかった

それからしばらくして 釈尊は クシナガラの菩提樹の下で 涅槃に入られた
後を継いだアーナンダ(阿難)の元には 両国からの使者がやって来た

「ぜひとも わが国に来て、戦の勝利を祈っていただきたい」

教団の名声を聞き付けた両国が 自らの陣営に引き込もうとしたのだ
しかし アーナンダは 丁重に両国から来た 使者の申し出を断った

「いかなる国にも組せず どの国の庇護も受けるつもりはございません」

その言葉通り 死期を迎えたアーナンダは 舟でガンジス川に漕ぎ出した
そして どちらの国にも属さない ガンジス川の真ん中で息を引き取った

「命とは尊い存在であり この世でこれほど美しいものはない」

アーナンダは 付き添った弟子に そう言い残して入滅したそうである

「自ら戦わず いかなる命も傷付けず いかなる命も奪ってはならない」

アーナンダは 弟子たちの中で ただ一人だけ釈尊の教えを理解していた
歴史上 武力を用いずに布教を行ったのは 世界で唯一つ仏教だけだった
そのためか 釈尊の説いた教えは アジアの狭い地域だけに留まった

釈尊が説いた仏教の教えを 聖徳太子が日本に広めて 千数百年が経つ
聖者の 「不戦」の教えを体現した「憲法第九条」 は 日本人の尊い宝である

「自ら戦わず 何者も傷付ける事なく 何者の命も奪わない」

釈尊の教えを受け継いだ「日本国憲法第九条」は 千年先には必ずや光り輝くだろう
“日本は 世界の未来を作っているのだ” 日本人一人一人がその使命を背負っている

 建国記念日に寄せて ~佐渡譲~


「Lady of dreams」 シンセサイザー:喜多郎 歌:ジョン・アンダーソン
命を産み、育む女性を讃えた美しい曲です♪  (ホントに男って奴は奪うばっかりで何にも出来んなぁ…情けない><)

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~ Comment ~


こんばんは!

人は本当の意味で、仲良くすることは出来ないのだろうか?
と最近特にミノリの頭はそればかっり。

同じ立場ならいいのに、どちらかが幸せになると
嫉妬が生まれる。不幸な事になると、とても優しく接していた相手も
ころりと変わる。
人は永遠に争いから離れることは出来ないのかな~

相手を傷つけないためには、何事にも交わらない。
のがいいのかなとか考えたりします。

命を産み育てる女性はやっぱり強いわぁ~。
自分よりも愛する守るべきものがあるからでしょうね^^




#3575[2016/02/11 03:06]  ミノリ  URL  [Edit]

相手を傷つければ報復が来る。
確かに残念ながら自衛力がない国は亡びるのが現状だけども
自ら新たな戦争の原因を作ってしまったら元も子もない。
自衛なんだから自分の国を衛ることだけに徹して
他国へ出向いていかないでもらいたいものです。
#3576[2016/02/11 09:42]  西條すみれ  URL 

Re: ミノリ様COありがとうございます^^

> 人は本当の意味で、仲良くすることは出来ないのだろうか?
> と最近特にミノリの頭はそればかっり。

千人の人がいれば、千の考えがあり、万人の人がいれば、万の生き方があります。
誰か強者が、それを統一しようと図るから争いが起きる。バラバラである事が自然の摂理なのです。
相手を認め、多様性を受け入れる…世界は花~鯨に至るまで多種多様な生命で構成されています。
釈尊はひたすら命のあり方を見つめられ、生命の多様性を受け入れてお悟りを開かれたのですよ。
愚人は、自分と違う考え、違う生命を嫌って争い合い、命を奪い合う救いようのない馬鹿です!
#3577[2016/02/11 11:00]  sado jo  URL 

Re: すみれ様COありがとうございます^^

> 相手を傷つければ報復が来る。
> 他国へ出向いていかないでもらいたいものです。

親から子へ憎しみを伝えながら何千年も争っている国や民族や宗教があります。
今起きているイスラム戦争もそうです…ところがその人々は先祖を同じくしています。
今の日本人は、揚子江流域の人々が朝鮮半島を経由して、日本に住みついたものです。
なので、日本人は中国人や朝鮮人の血を引く…だから顔が似ていて当たり前なのです。
そんな当然の理屈も分からない馬鹿者共が、骨肉相食む同族争いをやっている(嘲笑)
#3578[2016/02/11 11:24]  sado jo  URL 

尊い教えが憲法に置かれているのに、それを環境のせいにして曲げようとするのは、進化というより退化ですよね。
#3579[2016/02/11 14:03]  マウントエレファント  URL  [Edit]

Re: マウントエレファント様COありがとうございます^^

> 尊い教えが憲法に置かれているのに、それを環境のせいにして曲げようとするのは、進化というより退化ですよね。

仏陀の教え、先祖の聖徳太子の教え、悲惨な戦争の体験から生まれた 「憲法第九条」
全てに背き、邪流の解釈で、勝手に我水引田する愚か者が日本を指導しています(嘆)
数代前の日本人は仏の教えに背いて、侵略戦争を行い、大勢の人が仏罰を受けました。
仏罰とは、仏が当てるものではなく、自分の愚かな行為が自分自身に返る事を言う。
#3580[2016/02/11 14:27]  sado jo  URL 

こんにちは~♪
今日は穏やかなお天気になりお出かけしたいくらいの日になりました。
いまはじっと我慢の子です(゚∀゚ ;)タラー

釈尊の教えに背いた日本の仏教界は戦後、戦前に軍部に強調したことを反省し、似非宗教団体の創価学会を除く宗派を問わない憲法九条を守る宗教者平和協議会を結成し、改憲に反対姿勢を明確に打ち出しています。
反戦僧侶だった戦前の布教者の名誉回復もすべて行い顕彰していることをみても、日本の仏教界も捨てたものではありませんね(*^^*ゞ

憲法九条は世界の羅針盤であり未来社会を平和な社会に導く最高のものだと私たち日本人が自慢できる唯一の宝でしょう(^_-)-☆
#3581[2016/02/11 16:51]  まり姫  URL  [Edit]

Re: まり姫様COありがとうございます^^

> 釈尊の教えに背いた日本の仏教界は、戦後憲法九条を守る宗教者平和協議会を結成し、改憲に反対姿勢を明確に打ち出しています。
> 憲法九条は世界の羅針盤であり未来社会を平和な社会に導く最高のものだと私たち日本人が自慢できる唯一の宝でしょう(^_-)-

それでこそ、釈尊の弟子です!卑しくも仏弟子を名乗るなら「不戦」を貫かなければなりません。
疑問に思うのは、創価学会の「池田大作師」は、明確に「不戦と護憲」を学会員に伝えています。
なのに弟子である「公明党議員」が、改憲を企む「安部政権」に協力しているのはなぜでしょう?
教祖「日蓮」は仏教僧です。公明党が仏の教えに背くなら、仏弟子を名乗る資格は無い!
#3582[2016/02/11 17:09]  sado jo  URL 

一説によると、去年可決された安保法案で、自衛隊が戦地に赴くことはほぼないらしいです

条文に、〜の場合は、という文言がやたらと多いみたいですね

この全ての、〜の場合は、が満たされなければ上記のことはないだろうということみたいです

この法案を通すことで、逆に懸念されるのがアメリカとの関係だとか(汗)
#3583[2016/02/11 19:45]  blackout  URL 

それで実際に平和に貢献できるかは別としても、
平和であろうとする心掛けは大事ですね。
争いが絶えない世界ですが、
一か国ぐらいはこういう気概があるのも悪くないかもしれません^^
#3584[2016/02/11 20:02]  ツバサ  URL 

Re: blackout様COありがとうございます^^

> 条文に、・・・の場合は、という文言がやたらと多いみたいですね
> この全ての、・・・の場合は、が満たされなければ上記のことはないだろうということみたいです
> この法案を通すことで、逆に懸念されるのがアメリカとの関係だとか(汗)

・・・の場合は…と言う条文は「如何様にでもなる」と解釈するのが正しいです。
政治の世界では、曖昧ににごす事で法案を通しやすくするのが慣例ですからね(笑)
戦前の条文も、たくさん歯止めを掛けたが、結果的に右派軍部の満州侵略を許してしまった><
日本人は米国の心配をするより、自身の心配をした方が良い!二度ある事は三度ある(笑)
#3585[2016/02/11 20:49]  sado jo  URL 

Re: ツバサ様COありがとうございます^^

> それで実際に平和に貢献できるかは別としても、
> 平和であろうとする心掛けは大事ですね。

リンカーンの様な、百年、千年先を見通す政治家がいなくなったのが情勢を悪化させてます><…実際、世界は彼の言った通りになっています。
日本で大きい政治家は、田中角栄が最期だったな。冷戦時代に「中国は日本にとって必要不可欠な国となる」と見通したのは立派!
現実に、欧米の力は太平洋から後退しつつある。近代兵器は高額すぎて国家予算が追い着いていかない。社会保障に回す金が無くなって、先進国では格差が広がる一方です。
将来は、必ず日中(アジア連合)合同軍を創設して太平洋を守らなきゃならなくなる時が来る。
なのに、今の政権は日中関係を悪化させている。先が見えていない(嘆)
な~に、軍事費に圧迫されて、各国が已む無く「平和憲法」を作る時代が必ずやって来る。
その時、日本の「憲法第九条」は世界思想となり、世界を支える柱になるでしょう^^
#3586[2016/02/11 21:53]  sado jo  URL 

子供の頃、武力の放棄、て素晴らしい、と思いましたもの。
日本て、何て、進んだ国なのかな~、て誇らしかったです。

それが、他国から、押し付けられていても。
素晴らしいものは、価値を無くさない、と思います。

日本人て、共産国家に、アレルギーありますよね?
でも、今の日本も、そんなに、変わらない、と思うのです。
国家権力の、都合で、生活が左右されている、のは。

真剣に、議論しても、良いと思うのです。
市民にとって、どんな国家が、良いのか?、て。

共産主義にも、資本主義にも、問題あるのですから、多くの人にとって。
新しい、国家像て、生まれると、良いのですけどね。
#3587[2016/02/11 23:23]  みかんゼリー  URL 

Re: みかんゼリー様COありがとうございます^^

> 日本人て、共産国家に、アレルギーありますよね?
> でも、今の日本も、そんなに、変わらない、と思うのです。
> 国家権力の、都合で、生活が左右されている、のは。

日本人が嫌う共産主義と言うのはソ連型「一党独裁全体国家主義」で、偽の共産主義です。
共産主義を説いたのは「マルクス」であり、自由民主主義を説いたのは、アテネ中興の祖「ペリクレス」なんですが、どちらも、どうしたら民が幸せになれるか?と言う立派な方程式を作り上げたんです。
ところが、マルクスの説いた理想は、権力を掌握した共産党のボスに、ガタガタにされてしまった。
一方の自由民主主義も、金と力を得た奴が権力を握って、ペリクレスが説いた民の絶対的平等と自由は失われてしまった。
実の所、政治構造などは、理想通りにやれるならばどっちでも民は幸せになれるんですよ。
要は、政治に人間の支配欲が絡んで来るから、共産主義も自由民主主義もダメになってしまう><
アメリカでさえ、ブッシュ家とクリントン家が政権をたらい回しにしてるでしょ。
いっそ、聖者に政治をしてもらうか?それとも超文明を築いた宇宙人にでもやってもらいますか(笑)
#3588[2016/02/12 00:56]  sado jo  URL 

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#3589[2016/02/12 16:28]     

Re: m様COありがとうございます^^

自分も急激な気候の変化で、体調最悪です…これが老いと言うものかな?(笑)
無理せず、ブログの更新間隔を遅らせるのも已むを得無いかな?と考えたりしています。
日本の(言論・表現)自由と民主主義だけは、どんな事があっても守らなければならない!
でないと、戦時中の国家統制のせいで虚しく死んだ祖父達に、あの世で合わせる顔が無い。
#3590[2016/02/12 17:05]  sado jo  URL 














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