シムーン第二章 ~乙女達の祈り~

随想/論文集

来るべき世界(2) ~国家を衰退させたインターネット~

ダラス銃撃事件
黒人射殺への報復でダラスの街は戦場となった

多分、日本人は大きな勘違いをしています。今世界で起きている様々な争い事を、右翼と左翼の闘争だと見ている点です。
未だに東西冷戦時代のイデオロギーを引きずっているからでしょうが、現代世界の争いはイデオロギーを機軸にしてはいません。
トランプ氏は右翼ではなく、イスラム過激派は左翼ではなく、昔の左翼が関っていても沖縄の基地反対闘争は左翼運動ではない。
本質はグローバル化する国家の否定…英国のEU離脱と同じく、地域の伝統的価値観を背景にしたパリサイ=分離独立運動です。
その一方で、国粋思想に傾く政府を批判する文化人や、反戦運動をする人もいますが、この人達もイデオロギー的な左翼ではない。
寧ろ、自由、平等、人権と言った当たり前の民主主義思想を持つリベラル派で、欧米にはこんな人達はたくさん存在しています。

イエスの時代のイスラエルには、ユダヤ教の価値観を重視するパリサイ派の他に、もう一つサドカイ派と言う勢力がありました。
エリート層を中心とした少数派ですが、ユダヤ教の価値観を持ちながらも、ローマ帝国に従う穏健的右派とでも言う勢力でした。
元々がエルサレム神殿の権威を背景にしたイスラエルの支配層なので、ローマ帝国は彼らを利用してユダヤ人を代理支配しました。
頭が良く実利的な反面、根がユダヤ教のエリートなのでプライドが高く、扱いを間違えれば猫が変じて虎になり兼ねない所もある。
欧米のグローバル思想を認めながら、大和民族の独自性も主張する…現代で言うなら、自民党右派の政治家と言った所でしょうか。
大国ローマの存在は認めるが、ユダヤ教の権威は維持する…この考え方がよく似てるので、彼らを「サドカイ派」と呼ぶ事にしました。
面白い事に、日本の近くには同様の考え方を持ち、しばしば問題となる「サドカイ派」国家があります…中国とロシアがそうです。
米国の存在を重視しながら、やたらプライドが高く、何かと国権を振りかざして来る…しかし、昔と違って彼らは敵ではありません。
敵ならばわざわざ日本の企業を招き寄せないし、パリサイ派の様に話の出来ない相手ではなく、こちらの意見もちゃんと聞きます。
国際的な資本主義市場経済の重要性も知っているし、パリサイ派の様に、他国や他民族を否定し、異教徒を排除したりもしません。
現代の欧米先進国に見られるローマ人的グローバル派を除いて、各国の支配層のほとんどは、このサドカイ派で占められています。
彼らは日本も含め、大体が党内や国内にパリサイ派の右派集団を抱えています。国家の同じ伝統的価値観を共有しているからです。
しかし、一見サドカイ派のエリート国家主義者を支援してるかに見えるパリサイ派の民衆右派は、実は彼らの味方では無いのです。
同じ様に見えても、一方は国家の権威を背景にした保守的エリートであり、一方は権威を否定する愛国的分離独立主義者なのです。
困った事に、現代のサドカイ派にもユダヤのサドカイ派と同様の欠点があります。それは彼らがエリート集団である事に起因します。
インターネットの恩恵を受け、国際市場経済に乗っかって国家を運営してる彼らには、民衆の本音の部分が理解出来てないのです。
確かに彼らの言う事はとても実利的で、国家に繁栄を齎しそうです…けれども、今民衆が直面している問題の解決にはなりません。
イスラム過激派が街をうろついている…銃を持った黒人がそこら中にいる…イスラム難民や、密入国して来る外国人に職を奪われた。
その他、身近で起きる諸々の問題を国家は何も解決してくれない…そこでパリサイ派のリーダーは大勢の民衆に呼びかけるのです。

「もう国家はアテにならん!我々の手で解決しよう」 「テロをやるイスラム教徒を追い出そう」 「黒人や他民族を厳しく取り締まろう」
「国境に壁を築こう」 「職を奪う難民や外国人を追放しよう」 「国家は、働いてない老人や貧困層を、なぜ我々の税金で保護するのか」
口汚い様に見えますが、パリサイ派は民衆の本音を見事に突いています。故にイエスの時代もパリサイ派は大変人気がありました。
しかし裏返せば、これはサドカイ派が築いた国家の権威を失墜させるものであり、国家からの分離独立運動になってしまうのです。
それが現実になってしまったのが英国です。多分、パリサイ派に扇動された国民には国家を壊そうと言う気はなかったと思います。
彼らは愛国心に駆られて、英国を正しい形にしようとしただけです。なのに、結果として国家を分裂させる切っ掛けを作ってしまった。
英国の様な事態は、現在の世界のどの国家でも起こり得ます。その様な下地を世界的なインターネットが作ってしまったからです。
トランプ氏を支持する米国人は「アメリカは白人の為の強い国家でなければならない」と言い、欧州の極右派の人々も白人至上主義
を唱えています。一方、イスラム過激派は「我々は神の命に従い、異教徒を滅ぼす聖戦士だ」と言って、各地でテロ活動を行っている。
日本でも、在日外国人を嫌悪する人達がいるかと思えば、在日米軍に対して「沖縄はウチナンチューのものだ」と言う人達もいます。
各々の主張は異なっていても、これらは全て同類であり、愛国心や宗教心、民族・郷土愛を基にしたパリサイ派の分離独立運動です
インターネットは、世界中に様々な情報や人や物品を流布しました。しかし、人の本性は、混じり気のない純粋さを求めているのです。
今後は国家は次第に分裂してゆき、世界は日本で言えば幕藩…西洋で言えば都市国家的小集団に分たれて行くだろうと思えます。
国家は武力を持って民衆の行動を止められません…流血の惨事を引き起こした政府は倒れ、却って国家の分裂を早めるだけです。
世界がどんどん分裂していった先に何が見えて来るのか?少し余談を交えた後に、来るべき世界の姿を描いてみたいと思います。

~続く~


アニメ“COPPELION”エンディングテーマ「遠くまで」 歌:Angela

「福島原発事故」を予告した衝撃的な漫画をアニメ化したものですが、政府の圧力からか?途中で打ち切られてしまいました><
歌詞 「私はただの人形じゃない」「人として、人であれ」…最期の最期まで人間として生きようとする少女達の姿には感動しました。
時流や周りの雰囲気に流され、己を見失った日本人や世界の人々は、果たして「人として、人である」事が出来るのでしょうか?


にほんブログ村 小説ブログへ
クリックをお願いします
 


反日運動

中国で米製品の不買運動 南シナ海の判決受け (CNNニュースのリンク)
国家を治めるサドカイ派のエリート=政治家や官僚が、うかつにパリサイ派の民衆右翼を煽ると思わぬ事態を招いてしまう典型。
なまじ頭の良い彼らは、権力強化を図る余り 「敵がいるぞ!」 とパリサイ派の民衆を扇動して 「策士 策に溺れる」 結果となる。
サドカイ派のエリート=政治家や官僚の言葉を真に受けて、踊らされる民衆もどうかしているが、限度を考えて置く必要があろう。
イエスの処刑や、大日本帝国の侵略を例に挙げるまでもなく、歴史に汚名を残し、国や民族を滅ぼして子孫を長く苦しめてしまう。
「平家物語」にもある通り、今の自分達だけが栄耀栄華を謳歌すれば良い…では、大人として余りにも無責任に過ぎよう。
 
関連記事
スポンサーサイト
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼シムーン第二章 ~乙女達の祈り~
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼未来戦艦大和
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼ビーストハンター
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼地球年代記 ~カルマ~
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼まぼろし
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼やさしい刑事
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼幻影の艦隊
総もくじ 3kaku_s_L.png ▼その他の小説
もくじ  3kaku_s_L.png オリジナル詩集
もくじ  3kaku_s_L.png 随想/論文集
もくじ  3kaku_s_L.png 死とは何か?
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
  ↑記事冒頭へ  
←来るべき世界(3) ~政治をダメにしたインターネット~    →来るべき世界(1) ~世界を分裂させたインターネット~

~ Comment ~


ヒトは完璧でないから、ヒトが作るものもまた完璧ではないんですよね。
だから国さえもいつかはそうなると思ってましたよ。
ところが完璧じゃないだけに最近はそれがわからない連中が増えた。
最初からできるやつしか働かせないし、妥協しても低コストで済ませようとする。
条件を満たせない欠陥品は自ら経営しようにも国外へ出ようにも資金がなく
ただ貧困生活で死を待つのみ。出口のない迷宮です。
少なくとも私が見た最近の日本はそんな感じですね。
#4559[2016/07/22 22:58]  西條すみれ  URL 

Re: すみれ様COありがとうございます^^

> ヒトは完璧でないから、ヒトが作るものもまた完璧ではないんですよね。
> だから国さえもいつかはそうなると思ってましたよ。
> ところが完璧じゃないだけに最近はそれがわからない連中が増えた。

人が作った国家は永続的なものではないです…一番長く続いたローマでも600年ほどでした。
倭と呼ばれたこの国も形を変えながらやって来たが、日本と言う形になってから150年位か。
に、しても不思議なのは、インターネット前と後で、右翼とか愛国者の形が変化した事です。
以前は暴力を用いてでも国家を纏めようとしてたのが、最近は逆に国家を壊そうとしてます。
これは、世界の「極右」「ナショナリスト」「愛国者」みんな同じ傾向を示してるんですよね。
アメリカ・ヨーロッパ・中東・アジア。右派が全部革命的なんです「リベラル派」の方が、国家を維持しようと頑張ってる…国家のエリート=政治家・官僚に限界が来てるのかな?
#4560[2016/07/22 23:36]  sado jo  URL 

とりあえず、英国とトルコはどうなるでしょうねぇ…

英国は、どちらかといえば残留派よりだった人間を首相に据えて、外相に離脱派を扇動したあの元ロンドン市長を据えて、とりあえず年内は待ってほしい、っていう状況

離脱を煽って、実際に離脱してしまう結果を招いたその落とし前をつけんしゃい、っていう人事なのかなとw

また、待ってほしいは、時間稼ぎの意図ではなく、おそらくスコットランド・ウェールズ・北アイルランドとのいろいろな折り合いをつけるのに、どうしても時間がかかるということかと思いました

トルコは、軍のクーデター未遂がありましたが、いろいろ見てみると、どうも違和感のあるところが多い気がします

なぜ、事前に情報を得ていながら、捕まる軍の要人がいたり、大統領も30分遅れていたら捕まっていた、と申告していたり、全権を掌握したと言ってはいるものの、実際は一部の勢力だけが引き起こしているだけだったり

おそらく、これだけのクーデターを起こされたものの、俺たちは全て収束させたという、おそらくは強い国家アピールかと

しかし、実際は大した規模じゃなかったっていう
#4561[2016/07/23 16:06]  blackout  URL 

Re: blackout様COありがとうございます^^

英国の内閣人事は、さすがに大英帝国のしたたかさを、世界に見せ付けたものでしたね^^
首相はEU派で女性のメイ氏…英国紳士は彼女を捨て駒にし、その下に反EU派をズラリと並べた。
保守派は「EUとの交渉がやれるものならやってみろ!」と、反EU派に恥を掻かせて失脚させる。
交渉が失敗しても、メイ首相は女性だから経歴に傷が付いても問題ない…後釜には大物を据る。
絵に描いた様な反EU派蹴落し人事です…方や、トルコのクーデターは政権強化の為の自作自演。
北にロシアの圧力。南にISの脅威…そこで、エルドアン大統領自らが愛国主義を喚起する為に仕組んだんですね。トルコも欧州もどんどん右傾化してますね~…世界はどうなる事やら(笑)
#4562[2016/07/23 17:11]  sado jo  URL 

こんにちは~♪
世界観を語るにしては宗教では説明できないと思いますよ。
事実と道理に基づくものでないと説得力はありません。
国際情勢を語るには特定の観念で見ると過ちを犯すでしょう。
中国の覇権主義とロシアの覇権主義は質がまるで違います。
同様に米国は白人至上主義一本やりではありません。
これはほんの一部の主張であり、米国社会を席巻しているわけでもありません。
物事は主観や表面上の印象ではなく事実を正確に見ることから始めるのがいいのではないかと思いますね。
#4563[2016/07/23 18:04]  まり姫  URL  [Edit]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
#4564[2016/07/23 18:07]     

Re: まり姫様COありがとうございます^^

> 世界観を語るにしては宗教では説明できないと思いますよ。
> 事実と道理に基づくものでないと説得力はありません。

現代世界で見られる闘争の図式を、古代ユダヤ世界を例に解説してるだけです。
これらの戦いは宗教でもなく、ましてやイデオロギーを軸にした闘争でもないです。
言うなれば「アナログ派」対「デジタル派」の戦い…だから、同じ国民の間でも、他国や他民族との間でも、世代(若者は全部デジタル派ではない)の如何に関らず戦われています。
その戦いを引き起こしたのは「インターネット」だと説明しています。
#4565[2016/07/23 19:05]  sado jo  URL 

Re: m様COありがとうございます^^

いや、別に有名ではないですが、テロップに名前が出てたりするので、慎重にはなります(笑)
そうですね…女性は巣を守る本能が備わってますからね。その為には手段を問うてられない?
そんな部分もあるのかも知れません…単に排他的なのか?悪意からか?男には分かりません。
以前、女子刑務所のドキュメントを見ましたが、女性犯罪者の多くは痴情のもつれからでした。
原因は男が作っているので、女性は寧ろ被害者の様な気がしました。男は反省しなければ(笑)
角田光代原作の『八日目の蝉』と言う可哀相な女性犯罪者を扱った有名な映画がありました。
(▼)あれは、犯罪を犯した女性より、犯させた男の方が断然悪いと思いましたけどね~

https://www.youtube.com/watch?v=H0nPFQ54QvM
#4566[2016/07/23 19:32]  sado jo  URL 

社会主義と、資本主義の、対立はないですよね。
今の日本は、平和的な発言をする人を、左翼とか、共産主義者とか、そんなレッテルを貼って、売国奴とまで言うのですから。
それに、他の国が、攻めようとしているから、守らないと、て理屈を出して。
ヘルマン・ゲーリングの言葉通りにして、何がしたいのでしょうね。
勝算のない戦争に駆り出そうとするのは、国防でも、何でもない、真の売国奴のすることです。

かしこ
#4567[2016/07/24 09:05]  みかんゼリー  URL 

Re: みかんゼリー様COありがとうございます^^

> 社会主義と、資本主義の、対立はないですよね。
> 今の日本は、平和的な発言をする人を、左翼とか、共産主義者とか、そんなレッテルを貼って、売国奴とまで言うのですから。
> ヘルマン・ゲーリングの言葉通りにして、何がしたいのでしょうね。

「共産主義者が来るぞ!我が党だけが国民を守れる」ナチス党はそう宣伝して政権を取った。
だが、実際は国民を総動員して、自らが、ソ連にも資本主義のフランスにも攻め込んだ(笑)
今の世界にはイデオロギーはありません。左翼などとっくにいなくなっています。本質は「デジタル=グローバリズム」と「アナログ=ナショナリズム)」の闘争です。
国と国の戦争ではなく、人と人、地域と地域、集団と集団がぶつかり合っている状況です。
どの国家も国民を上手く纏めきれていないから、国内が騒然として暴力がはびこっています。
国家と国民、国家と地域、集団と個人…皆の意思がバラバラです。現代は国民全員が売国奴ですよ(笑)言い方が悪ければ「個人主義」かな?国家を守る…ではなく、自分を守る…になってます(笑)
#4568[2016/07/24 10:07]  sado jo  URL 

はじめまして。こんにちは。

左側カラムにある随想/論文集の《INDEX》の項、
一応ザッと全部拝読しました。面白い切り口の記事ばかりですね。

パリサイ派とは「取り分けられた者、分離した者」を意味し、
旧約聖書の律法と先祖伝来の伝統(タルムード)を厳格に守ることで、
世俗から分離していることを誇っていた自称“義人”集団ですが、
古代ユダヤ世界を例に、現代世界で見られる闘争の図式を解説したお話。
分離独立運動ですか、なかなか興味深い説だと思いました。
当時ユダヤには熱心党(ゼロテ派)という集団がありましたが、
これは極右というより、今ならISに当てはまるのでしょうか。

鳥越俊太郎さんの評価がマスコミとネットではかなり違うそうです。
どうもネットでは、右翼思考がかなり目立っているように感じます。
というより、マスコミには左翼が多いのだということでしょうか。

本質は「デジタル=グローバリズム」と「アナログ=ナショナリズム)」
の闘争ですか。なるほど。デジ・アナ対決ならデジタルが勝ちそうですね。
政治のことはあまりよく分かりませんが、世界の潮流の根底には、
経済至上の“カネ”を神とする拝金主義があるのではないでしょうか。
ただ、ネットがそれを加速しているようには感じますが。
#4569[2016/07/24 18:43]  ☆バーソ☆  URL 

>却って国家の分裂を早めるだけです

分裂も一つの道なのではないでしょうか。
国家を人として考えるなら。

ある人が言っていたことに
「自分が満足していると感じたら周りをクズだと思え」
というのがありました。
クズだと思って足りない点を見続ければ、自分がどれだけ温くなっていたか分かる
そうしたら、上に行け、と。
そう言いながらもその人にとってのクズにすらなれないガキどもに教えていたのですが…

その理由が最近少しわかってきた気がします。
上に行く過程で自分を見つめなおすことでクズの見え方が変わってくる。
「何でできなぇんだよ、クズが」が
「何でできないのか考えろよ、クズが」に変わる。
本当出来るはずなのにできなくなっているのが見えてくる。
そうすると待てるようになる。
本人が自分の全力を出せなくしてるものに気づくまで。
教えてやればいいと言われるかもしれませんが…

国もまた同じではないでしょうか。
分裂し、国の在り方を見つめなおし立て直していく過程で他の国にも寛容になるではないでしょうか。


#4570[2016/07/24 19:46]  野良猫  URL  [Edit]

Re: バーソ様COありがとうございます^^

> 本質は「デジタル=グローバリズム」と「アナログ=ナショナリズム)」
> の闘争ですか。なるほど。デジ・アナ対決ならデジタルが勝ちそうですね。

いや、直感的な記事が多くてお恥ずかしい限り…もっと論理的に書きたいのですが。
今の世界の問題は冷戦時の「右翼」VS「左翼」ではないんですね…要素が全然違います。
針の時計(12進法アナログ)か、数字の時計(2進法デジタル)か…の葛藤だと思います。
インターネットが登場して数十年、人は2進法を利用しながら、物事を12進法で見ています。
それが顕著に現れたのが、英国のEU離脱です…2進法で欧州全域の平均化を図るEUに対して、
英国の伝統的価値観を持つ人達がNO!と言った…まぁ、いかにも人間的ではあるんですがね。
日本も世界の右翼も、ナショナリストではあるが冷戦時の右翼でなく、左翼も左翼ではない。
どちらも双方の間でさまよった挙句、古い概念をより所にするしかなかった様に思えますね。
それは国家も同じで、冷戦後に野党勢力が弱体化し、どの国でも与党が大多数を占めてます。
けれど、どの国の与党も国内・国外の問題を殆ど解決出来ていない。やはり揺らいでいます。
古い概念を捨てて「デジタル=グローバリズム」に移行するには、まだ時間が掛かりそうです。
#4571[2016/07/24 22:20]  sado jo  URL 

Re: 野良猫様COありがとうございます^^

> 分裂も一つの道なのではないでしょうか。
> 分裂し、国の在り方を見つめなおし立て直していく過程で他の国にも寛容になるではないでしょうか。

これだけ各国の国民が乱れると、政治家は外敵を作っても国民を纏めようとするのが常です。
今の世界は「第二次世界大戦前夜」さながらですよ…もう、世界には赤信号が点ってますね。
誰かが暴挙に至る前に、民衆の生活物資の供給に必要なグローバル経済だけをのこしたまま、
国家そのものを解体し、ひとまず各勢力を分けて、再構築の道を選んだ方が無難に思います。
クズ…より何より、各勢力が酷く暴力的になって来てますからね。共に暮らすのは無理です。
憎悪した上に殺し合えば、復讐の連鎖が延々と続きますよ…もうそうなってしまってますが。
#4572[2016/07/24 22:41]  sado jo  URL 














管理者にだけ表示を許可する

~ Trackback ~


  ↑記事冒頭へ  
←来るべき世界(3) ~政治をダメにしたインターネット~    →来るべき世界(1) ~世界を分裂させたインターネット~