シムーン第二章 ~乙女達の祈り~

随想/論文集

ゴジラと戦争(核)と日本人

円谷英二&ゴジラ
ゴジラに演技をつける円谷英二監督

庵野秀明監督「シンゴジラ」の大ヒットで、世代を超えた人気を証明したゴジラほど息の長いキャラクターはいない。
だがゴジラは、1954年の東宝映画で生まれたのではない…それ以前に、日本人とは切っても切れない深い縁の中から生まれた。

私が故 円谷英二社長に初めて会ったのは、う~んと若い頃の事だった。
当時の円谷プロは、東宝から独立してTV界に乗り出し「ウルトラQ」や「ウルトラマン」をヒットさせた花形映画撮影所だった。
よくぞまぁ、大胆にもそんな撮影所の門を叩いたものだと思う…恐いもの知らずの若さからか?今になって思えば恥ずかしい。
英二社長は、眼鏡を掛けた温厚そうな小柄なお爺さんで、一見しただけではとても特撮の産みの親とは思えない様な人だった。
そんな英二社長から、なぜゴジラの様な大災禍を齎す恐ろしい怪獣が生まれたのか?…それには深い訳があった。

「ゴジラ」が人目に姿を現す1954年を遡る9年前の事、日本の戦争を賛美する映画を製作していた英二社長は東京にあった。
後にそれがアダとなり、戦争に協力した多くの芸術家や文化人と共にG.H.Qに追われて、不遇の戦後時代を過ごす事となった。
しかし、英二社長にはどうしても頭に焼きついて離れないあるイメージがあった。忘れようとしても忘れられない映像があった。
それは1945年3月10日。大勢の犠牲者を出した「東京大空襲」での事…防空壕に避難した英二社長は怪獣の足音を聞いたのだ。
暗闇の中をドスン!ドスン!と近づいてくる恐怖…もはやこれまでか?と思った時、英二社長の頭の中にあるイメージが閃いた。
海の向こうからやって来たクジラの様な巨大な怪物が、家も街も全て破壊し、恐怖に怯える人々を圧倒的な力で踏み潰していく。
そのイメージは、広島・長崎の原爆で確かな像を結んだ…人には抗えぬ巨大な力がこの世には存在する。それを映像化してみたい。
東宝に復帰した直後に、ビキニ環礁で操業していた「第五福竜丸」が米国の核実験の犠牲になると言う悼ましい事件が起こった。
言葉は悪いが機は熟した…こうして、着想から丸9年「ゴジラ」は、我々日本人の前に抗いようのない巨大な力として姿を現した。
それは今も昔も日本人の血の中に流れているものを呼び覚ました。戦時中の日本人はB29や広島・長崎の原爆にそれを感じた。
今の世代は、アメリカやロシアや中国に同じものを感じるかも知れない…ゴジラが時代を超えて受け継がれる秘密はそこにある。

多くの日本人がアメリカで製作されたゴジラ映画に余り反応しない理由は、そこに大きな感性の違いがあるからだろうと思える。
3.10「東京大空襲」或いは3.11「東日本大震災」で日本人が感じたのは、どうにもならない圧倒的な力で踏み潰される恐怖だが、
9.11「同時多発テロ」でアメリカ人が感じたのはハチに刺される恐怖なのだ…なので、同じ恐怖でもまったく感覚が異なっている。
実際、彼らは「そんならハチを巣ごと退治する」とばかりイラクまで出掛けて、却ってハチの恐怖を世界中にばら撒く事になった。
そんなアメリカ人に、圧倒的なゴジラの力の前に立ち竦む無力な人間が描けるはずもなく、ゴジラらしくない映画にしかならない。
余談だが、アメリカ製ゴジラ映画で、米国の原子力空母が海上を往くゴジラと並んで走っているシーンを見て思わず吹き出した。
自衛隊ならそんな事は絶対にしないが、彼らには「もし向かって来たら、ミサイルで粉々にしてやる」と言う自信があるのだろう。
弱者の感性を持たないアメリカ人に、ゴジラをゴジラらしく描けと言う方が無理で、やはりゴジラは日本人が描く方がサマになる。
「シンゴジラ」は生物対近代兵器と言う描写の無理はあったが、円谷英二社長が製作した「ゴジラ」の感性がよく出ていたと思う。
今秋、その円谷プロに在籍した事のある虚淵玄氏が、アニメ版「GODZILLA」を発表するそうで、こちらも期待出来ると思います。



ギャレス・エドワーズ監督のハリウッド版「GODZILLA」 (予告編)
海外製ゴジラ映画の中では最も原作に忠実で、映像の出来は群を抜いてると思います…が、如何せん伝わって来るものがない><
生体核兵器であるゴジラを人工核兵器で倒す発想は、いかにも「核抑止論」を信じるアメリカ人らしいが、それは全然感性が違う!
あなた方は、いつもアメリカが他の国の人々にやってる様に、一辺どうしようもない圧倒的な力に踏み潰されてみては如何ですか?
そうすれば日本人がどんな思いでいるかが分かり、日本人が描いたゴジラが分かると思いますよ(笑)


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~ Comment ~


大半のアニメの実写化にも言えることですが
一度原作を忘れて観るか、別物だと思って観ないと面白くないのはなんだかな(笑)。
同じものでもそれぞれ感性が違うのは2次創作ならではなので仕方がないですが
それなら幾分かいじって別タイトルで作るほうが面白い気が。
例えば怪獣を小さくする代わりに大量にいて、その巣へミサイルを撃つとかね。
#5781[2017/04/14 09:38]  西條すみれ  URL 

Re: すみれ様COありがとうございます^^

> 大半のアニメの実写化にも言えることですが
> 一度原作を忘れて観るか、別物だと思って観ないと面白くないのはなんだかな(笑)。

アニメの実写化に違和感があるのは、原作にカメラでは表現出来ないものがあるからです。
ジブリ作品にある手書きの美しい風景の中で、キャラクターが動く何とも言えない雰囲気。
長濵博史監督が描き出す「蟲師」の妖しげな世界…こんなの実写カメラでは到底出ない(笑)
逆に「ゴジラ」は実写特撮だから迫真的な映像が作れるのであって、アニメでは難しい。
幾らC.Gが発達しても、二次元映像と三次元映像では大きな隔たりがありますからね(笑)
#5782[2017/04/14 10:48]  sado jo  URL 

こんにちは~~~♪

わぁ!
円谷英二監督には、ゴジラ誕生にそのような体験がおありになられたのですか。
防空壕の中で必死に耐える、死への極限の恐怖。
それが、あのゴジラの音響にも出ているのですね!
そういえば、ゴジラではないですが、昔、モスラという映画がなかったでしょうか。
はっきりと記憶にないのですが、青虫のような毛虫のような怪獣映画だったのではないでしょうか。

#5783[2017/04/14 16:11]  窓  URL  [Edit]

こんにちは~♪
米国人は本当の核兵器の恐ろしさを知らないから低俗な戦争映画をつくれるのでしょう。
広島・長崎の真の姿を見た米国人は帰国後「米国は世界一残酷な国だ」ということを周囲の人々に話しているそうです。
オリバー・ストーンが沖縄の米海兵隊を国内へ戻せと言っているのも現場を自分の眼で見ているからであり、トランプのような狂犬に核のボタンを持たせた米国民は自分たちの愚かさにまだ気づいていないようですね(--〆)
#5784[2017/04/14 17:28]  まり姫  URL  [Edit]

Re: 窓様COありがとうございます^^

> 円谷英二監督には、ゴジラ誕生にそのような体験がおありになられたのですか。
> 防空壕の中で必死に耐える、死への極限の恐怖。
> それが、あのゴジラの音響にも出ているのですね!

えぇ、爆弾が防空壕を直撃して死ぬ!…と思ったそうです。東京大空襲。
その次第に迫ってくる爆撃音は、確かにゴジラの足音や咆哮になってます。
ゴジラの原点がB-29…或いは、それが落としたリトルボーイ(原子爆弾)とは、今の世代は誰も知らないでしょうね。でも、本当の話です。
自分は「モスラ」の頃は、まだ小学生でした…ただ、双子の美人姉妹「ザ・ピーナッツ」が妖精役を演じてブレイクしたのはよく覚えています。
♪ モスラ~ゃ モスラ~ぁ ドゥンガん カサクヤん インドゥむぅ~…でしたね(笑)
#5785[2017/04/14 17:39]  sado jo  URL 

Re: まり姫様COありがとうございます^^

> 米国人は本当の核兵器の恐ろしさを知らないから低俗な戦争映画をつくれるのでしょう。
> 広島・長崎の真の姿を見た米国人は帰国後「米国は世界一残酷な国だ」ということを周囲の人々に話しているそうです。

「ゴジラ」は核(原子力)の途方もない力を見た日本人の恐怖から生まれた。
つまり、広島と長崎を蹂躙した原子爆弾こそが、ゴジラそのものであった訳です。
逸話がありましてね…映画がアメリカに輸出された時、向こうの翻訳者は国民に核の恐怖感を与えない様に、核を表す「atomic」と言う言葉を取り除いた。
サブタイトルは「原子(水爆)怪獣」だったが「怪獣王」となった話もあります(笑)
#5786[2017/04/14 17:58]  sado jo  URL 

sado joさんと円谷監督と交流があったとはすばらしい話ですね。
ゴジラに演技指導する監督には笑いました。
監督が
「ここはもっと抑えた演技しろ。その方が情感が出るんだ」とでも
言ってるのでしょうか。(笑)
日本のゴジラは着ぐるみ感が強いのが難点でした。
アメリカのゴジラはCG使ったり、心理的に怖がらせたりとか
の工夫がありましたけど面白みには欠けていました。
ゴジラにもいろいろ深層心理が隠れているんですね。
#5787[2017/04/14 18:09]  エリアンダー  URL 

Re: エリアンダー様COありがとうございます^^

> sado joさんと円谷監督と交流があったとはすばらしい話ですね。
> ゴジラに演技指導する監督には笑いました。

私の上には、今でもネットで検索すると名が出る大先輩がいて、私はその下。
その一番天辺に円谷英二監督がいた…大先輩方は「親父さん」と呼んでました。
私は「親父さん」なんて恐れ多くて気軽に呼べない…相手は雲の上の人です(笑)
でも先輩方は息子世代。私は孫の世代だったので、可愛がってもらいました。
#5788[2017/04/14 18:52]  sado jo  URL 

そういえば、自分も3.11の地震以降、人知を超えたものの存在をより意識するようになったせいか、よりどうにもならんことがある的な作風に変わりましたね

哲学的にいうとニヒリズムな感じなんでしょうねw

出てくる男どもは受動的ニヒリズムで、女性は能動的ニヒリズム
振り返ってみると、そんな描き方をしていることが多い気がしました

なので、どうしてもアメリカ的な勧善懲悪や愛は全てに勝つ、というのは違和感がありますね

やはりヨーロッパに多い、これでいいのか?…いや、こうするしかないよな…、うん、これでいいんだ…、っていう方が好きですね
#5789[2017/04/14 19:19]  blackout  URL 

こんばんは~

大胆に門を叩いたとはすごいですね。落語の弟子入りの話のようです。
相当に意欲と自信があったのでしょう。
ゴジラのアイディアは、アメリカ映画のキング・コングがN.Y.の摩天楼に
登っているのを真似て、それを恐竜で考え出したのかと思ってました。

ビキニ環礁の核実験に着想を得たとは、この歳になって初めて知りましたよ。
子供の頃はそんなことは全然知らずに、ゴジラがなぜ口から火を噴くのかと
思いながら観ていました。

今のSF映画はCGで、格段に本物っぽく出来ています。
ところが、受ける印象は嘘っぽく、あまり驚かないのは妙なところです。
日本製ゴジラの内面は、核を知らないアメリカ人には分からないのでしょうか。
昨日、米軍がアフガンで大規模爆風爆弾(MOAB)を使ったので驚きました。
#5790[2017/04/14 19:51]  ☆バーソ☆  URL  [Edit]

Re: blackout様COありがとうございます^^

> そういえば、自分も3.11の地震以降、人知を超えたものの存在をより意識するようになったせいか、よりどうにもならんことがある的な作風に変わりましたね
> なので、どうしてもアメリカ的な勧善懲悪や愛は全てに勝つ、というのは違和感がありますね

人知を超えたものは、人間が抱く善悪の観念を超越してますからね。
人間世界では悪は無い方がいい。だから悪を倒す為に正義は大きな力を持とうとする。
ところが、正義が力を持てば持つほど、それは周りに恐怖を与える恐い存在になります。
そうなると、もはや悪でしかなくなってしまう…幾らニコッと笑っても、ガォ~!と吼えてる様にしか見えない。恐いものは恐いんです。
だから怒鳴る奴・トランプさんは、やっぱりしょちゅう怒鳴ってた方が安心感がある。
正義面してアメリカ的な勧善懲悪を実行しないで欲しい。相手がビビッて何を仕出かすか分からない…あなた自身がゴジラなんですから(笑)
#5791[2017/04/14 20:19]  sado jo  URL 

Re: パーソ様COありがとうございます^^

> 大胆に門を叩いたとはすごいですね。落語の弟子入りの話のようです。
> 相当に意欲と自信があったのでしょう。

当時は失うもののない夢一杯の青年でしたからね。やるなら円谷…って感じ(笑)
ところが超一流メンバーがズラリ!…雛鳥が大鷲の中に飛び込んだ様なものです。
技術屋さんの集まりかと思ったら、先輩方の精神性の高さにはびっくりしました。
一流と交わって精神を鍛えられたお陰で、人生の基盤が出来たのは幸運でしたね。
病気を患って頓挫しなかったら、手塚さん(虫プロ)所にも行きたかったなぁ~
「命」を描かせたら、今でも手塚治虫の右に出る者はいないと確信しています^^

私なりに、もっと精神性の高いゴジラを書いてみようか…と考えたりしています。
#5792[2017/04/14 20:43]  sado jo  URL 

シンゴジラ観に行きましたが、その映像のなかで一番印象に残っているのは、ゴジラのしっぽが逃げ回る人びとの上を動いていくシーン。

弱者から見た視線から描かれたそのシーンは、ゴジラの怖さを最も感じさせるものでありました。

#5793[2017/04/15 06:24]  マウントエレファント  URL  [Edit]

Re: マウントエレファント様COありがとうございます^^

> シンゴジラ観に行きましたが、その映像のなかで一番印象に残っているのは、ゴジラのしっぽが逃げ回る人びとの上を動いていくシーン。

あの人間目線でアオるカメラワークは結構真に迫るものがありますよね。
確か私のすぐ上の先輩だった村石監督の世代が始めて、C.Gが普及して盛んになった。
ただ、円谷監督がおられたら「お前、あんなデカイ尻尾を振ったら風圧で電柱が倒れるし、屋根瓦が飛んで頭の上に落ちて来るだろう…それを撮れよ。もっと工夫しろ」
っておっしゃるかな?…特撮と言うのは如何に偽物を本物らしく見せるか…が勝負です。
円谷監督は些細な所まで見逃さず常にリアリティを追求されてました…凄い方でした。
#5794[2017/04/15 10:43]  sado jo  URL 

トランプが核兵器に劣らない巨大爆風爆弾をアフガンで実戦使用しましたが、非人道的な殺戮兵器には変わりがありませんよね。
テロリストの根絶と言いながら民間人が瞬時に大量殺戮されたことは容易に想像がつきます。
腹立たしいのは爆弾の威力を実験したことです。
広島・長崎の原爆と同じ発想じゃないでしょうか(--〆)
#5795[2017/04/15 16:46]  まり姫  URL  [Edit]

Re: まり姫様COありがとうございます^^

> 腹立たしいのは爆弾の威力を実験したことです。
> 広島・長崎の原爆と同じ発想じゃないでしょうか(--〆)

広島・長崎への原爆投下は、ソ連など共産勢力への脅しと、実験を兼ねて行なわれました。
アフガンのISへのMOAB投下も、敵対勢力への脅迫であり、実験だったのは間違いないです。
前者はソ連軍の満州侵攻を牽制する為、今回は北朝鮮のミサイル発射を牽制する為です。
アメリカは、時折タイミングを見計らってこの様な大規模殺戮兵器の人体実験を行ないます。
実験の的にされる命の事はまったく考えてない様です><
#5796[2017/04/16 00:01]  sado jo  URL 

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#5797[2017/04/16 17:35]     

ああ、ハリウッド版ゴジラがつまらない原因として一番納得のいく説明でした。
建国以来負け知らず。国内に攻め込まれたこともなく二百年を過ごしたアメリカには想像も出来ないものがあるわけですね。

宇宙人とか人の心の闇とか、そういうものへの絶望ならハリウッドでも描いていたものがあった気がしますが(すみません映画疎くて作品名が出ませんが)
地上に存在して軍隊が立ち向かえるものならば、我らの米兵が勇敢に立ち向かって倒して見せるぜ! って思っちゃうんでしょうね。

日本は一度完膚なきまでに負けたせいで、軍隊に対する信仰も信頼もなくなっていますからその辺りの感覚の違いも大きいのでしょうね…… 自衛隊員の方には申し訳ないですが、フィクションだと大概かませ役ですものねえ、自衛隊(^-^;
#5798[2017/04/16 18:33]  椿  URL 

Re: m様COありがとうございます^^

久し振りの陽気で、良い行楽日和になりましたね^^
まぁ、自分は病気療養中の身なので、遠くへは行けませんが(苦笑)
近所の公園は花見客が多かった様です…桜も今日ぐらいが最期の見ごろかな?
#5799[2017/04/16 18:37]  sado jo  URL 

Re: 椿様COありがとうございます^^

> ああ、ハリウッド版ゴジラがつまらない原因として一番納得のいく説明でした。
> 地上に存在して軍隊が立ち向かえるものならば、我らの米兵が勇敢に立ち向かって倒して見せるぜ! って思っちゃうんでしょうね。
> 自衛隊員の方には申し訳ないですが、フィクションだと大概かませ役ですものねえ、自衛隊(^-^;

宇宙人の超文明とか、エイリアンの様な未知の生物は勝手が違いますからね(笑)
でも、地球上で生まれた物に対しては、米軍が本気になれば勝てない相手はいない。
何となれば、テロリストごとアラブを灰に出来る…つまり、米軍自身がゴジラ(笑)
自衛隊は弱くないですよ~…今の装備で充分、ゴジラを東京上陸前に撃破可能です。
88式対艦誘導弾(日本製ハープーン)でも、戦艦大和の40Cmの鋼板を破りますから。
下の映像をどうぞ ♪…これが現実です。

http://www.youtube.com/watch?v=fCBvFusTLNE


本物の米軍艦を沈める訓練はさぞ高くついたろう…道理で中国海軍が自衛隊を恐れる訳だ。
現在防衛省は、88式対艦誘導弾より遥かに破壊力の大きい12式対艦誘導弾を装備中です。
現実にはゴジラは自衛隊の相手じゃない…シンゴジラはあくまでフィクションです(笑)
#5800[2017/04/16 19:59]  sado jo  URL 

こんにちわ
ゴジラ誕生には戦争が絡んでるんだなと思いました。
#5807[2017/04/18 12:28]  ネリム  URL  [Edit]

Re: ネリム様COありがとうございます^^

> ゴジラ誕生には戦争が絡んでるんだなと思いました。

「ゴジラ映画」は、故 円谷英二監督の戦争実体験に基づいて作られたものです。
米軍の圧倒的な力と恐怖を怪獣に映し出した…なので、ゴジラ自体が米軍なのです。
強力な兵器で街を焼き尽くし、核の放射能で人間を死滅させる…ほら、米軍でしょ(笑)
ある意味、米軍を怪獣に置き換えた戦争映画…そりゃ、日本人はゴジラには敵いません。
#5808[2017/04/18 14:14]  sado jo  URL 

>言葉は悪いが機は熟した…こうして、着想から丸9年「ゴジラ」は、我々日本人の前に抗いようのない巨大な力として姿を現した。

悪いも何も、そのまま機が熟した、ということでゴジラを作り始めたのではないでしょうか。

不遇の時代の中で、牙を研ぎ澄まして機が熟すのを待ち続けていた。
不幸すら利用し表舞台へ戻る瞬間を。
人の前では当たり障りのない顔で支援をつのりながら、ひとりぎらついた眼でゴジラの構想を練る、そんな姿が思い浮かびます。

ゴジラの成功はそんなもう一人を封じ込めたことにあるのだと思います。
表向きは怪獣映画、しかし裏側に特撮の技術を詰め込み「俺はまだここにいるぞ」と示した。

その時の状況を利用し己の力を示して見せた。

それは見たうちの幾人かは、
道をつくり、
力を貸し、
そして腐っていた連中にもう一度剣をとらせた。

話は変わりますが、
体を壊したり、心を病んだりして一線を退いた人間がもう一度剣をとり復帰するとしたらどんな時でしょうか。

許せない何かを見た時。
決着を着けなければいけないことを思い出した時。
誰かに道を作るとき。

例えば、作品の一番重要どころをテンプレの塊にした作品を見た時どう思うでしょう。
しかも、それが全力でないことが明らかにわかる場合。

気を引きたくて問題起こす子供。とみるか
それとも、それまで得てきたもの全て賭けての一撃とみるか。

そして
ガキを𠮟りつけに行くためにもう一度剣をとるのか
ギネスになるほど売った奴が何言ってやがる、天辺で待ってるから、会いたきゃそっちから来いと静観するのか

あるアニメでは、ただ走っているだけになっていたレーサーは
同じ条件で勝負できる環境が出来た時、ようやく逃げることをやめ決着を着けるために命がけでレースに挑みました。ラフプレイをする割に、レースの外では有志でレーサー達を集めて安全講習やってる奴がです。主人公に、あんなの僕の知ってる〇〇さんじゃない、と言わせるほど勝つことのみに拘って。

しかし、別の漫画の隠居組は、楽しそうだからという理由で復帰する。
中心人物が大人しくなったことで何となく大人しくなって言った連中は
そいつの子孫のよく似たバカがバカなケンカをやることを聞いて
墓参りがてら集まりその魔界統一トーナメントというバカげたケンカに参戦する。
それにあてられた王二人は策を弄することをやめ国を解体して個人として参戦することを決めた。

そんな風に、それまでの全てを捨ててでも戦う時ってどんなときでしょう?

例えば、アニメゴジラがどんなものなら、どんなふうにアトムが生まれたなら
かつて一線にいた老兵は重い腰を上げると思いますか。
#5824[2017/04/22 11:03]  野良猫  URL  [Edit]

Re: 野良猫様COありがとうございます^^

当たってますけど違います…円谷英二監督は若い頃は大変な野心家でした。
飛行機が好きで、空の英雄になりたくて軍の試験を受けて、見事落選しました。
それじゃぁと映画人になり、大日本帝国の戦争を賛美する映画を作って成功を収めました。
ところが自身が空襲で危うく死に掛かって、大勢の人の無残な死を見、泣き崩れる人々を見た。
野心家だった自分が一転「人を不幸にしてはいけない。人を幸せにし、楽しませるのが映画人」
そこがゴジラの原点…だから、ゴジラは円谷英二自身なのです。そこにゴジラの意義がある。
若い野心家が、後に大勢のスタッフに「親父さん」と慕われ、皆に惜しまれながら世を去った。
いつから円谷英二は「かくありたい」と人に思わせる様な人間になる事ができたのか?
「人を幸せにしたい。人を楽しませたい」その思いが深く心に刻まれた東京大空襲の時です。
子供は正直だから聞くといい…現天皇陛下の様な「人の幸せを願う」人になりたいと言っても、
某大統領や某首相の様な野心家の人間になりたいと言う子は、僅かしかいないと思いますよ。
年老いて、未だ野心に執着する人間はみっともない限りです「人を幸せにする。人を楽しませる」
自分の人生の最期に「かくありたい」と人に思わせるか?否か?人間の値打ちはそれで決まる。
#5825[2017/04/22 15:41]  sado jo  URL 














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