シムーン第二章 ~乙女達の祈り~

オリジナル詩集

人の矛盾

人の矛盾

人の矛盾

人の矛盾の 最たるものは
人が神の如き 知恵を持ちながら
その精神が 幼稚な事であろう

人の上に立つ者は 人一倍情けが深い
よって 多くの人の世の支配者たちは
みな 配下の人民を愛し これを慈しむ
だが 人民を愛しすぎるが故に 真理を愛さず
よって 自分の愛情を受け入れぬ者を 排斥する
真理の探求者を追放し 支配者を諌める賢者を殺す
人民もまた 上に立つ者の行いを見て これに倣う

人の世の支配者は 人民に恩恵を与えてまわる
村や町を作り 橋を作り 国家を作り 強兵を養う
しかし 真理は養わず 人の心を育てる事はしない
かくして 真理という土台を欠いた国は やがて傾く
心の育たなかった人民は 利益を求めて去ってゆく

あらゆるものは 留まる事なく進歩してゆく
けれども 人の精神は一歩たりとも進歩しない
ついには 自ら生み出したもの 自ら得た力
自らが構築した 世界の有様に着いてゆけず
支配者も 人民も 自らの手で自らを滅ぼす

支配者は 真理を知らず 真理を遠ざける
故に 配下の人民もまた 支配者を見習う
よって 双方とも 天に愛される事はない



死んだ男の残したものは 歌:竹下ユキ
1960年~70年代、世界は今と同じく(資本主義と共産主義の)争いで荒れ狂っていました。
人の作った思想のみが尊重され、命が軽視された結果、ベトナムなど世界各地で大勢の人々が無残に死んでゆきました。
人の作った思想や掟は、しょせん人間界だけのものであり、叫ぼうが喚こうが天には届かぬ虚しいものだと知るべきです。


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~ Comment ~


国民を愛していない、むしろこんな国民と戦っている某総理もいるけどね(笑)。
ニンゲンが勝手に作ったルールはニンゲンにしか理解できません。
農作物を食べるなと言っても動物から見れば自然にある食べ物ですからね
ニンゲン側からしたら守るのは当然としても、害獣として駆除するのは酷なものかな。
果たして生態系を崩すのはニンゲンか外来種か。
#6305[2017/07/31 10:10]  西條すみれ  URL 

相変わらずいつも発想が豊かですね~。
ちょっと真似したコメントです。悪しからず。(^_-)

人の矛盾の 最たるものは
人が神の如き 知恵を与えられながらも
その知恵を 幼稚にしか使えないことであろう

人の上に立つ者は 人一倍 尊大さが強くなる
よって 自分に従わぬ者を 排斥する
配下の人民をないがしろにし これを苦しめる

人の世の支配者たちは 人民に富裕を約束してまわる
しかし 一部の人にはそうなっているが 多くの人にはそうではない
心に満足のない人民は 安寧を求めて他に人に去っていく

あらゆるものは 留まることなく進歩してゆく
けれども 人の精神は一歩たりとも進歩していない
自らが構築した 世界の有様に いつも振り回されている

支配者は 真理を知らず 真理を遠ざける
配下の人民もまた 支配者に見倣う
よって 双方とも 天に愛されることはない
よって そのことを知らない地獄を味わわされている
#6306[2017/07/31 11:24]  ☆バーソ☆  URL  [Edit]

Re: すみれ様COありがとうございます^^

> 国民を愛していない、むしろこんな国民と戦っている某総理もいるけどね(笑)

いやぁ、うちの総理は情の深い人ですよ~…自分の身内と支持者にはね(笑)
だからそれ以外の人は「こんな人たち」なんですね…実に分かりやすい御大臣タイプです。
身内や支持者にはエェカッコして甘やかすからヘマやって、「こんな人たち」には「何で俺の愛情を受け入れられんのか」とキレまくってる。
自分のやる事が上手く行ってる時は有頂天で「ドヤ顔」になり、ミサイルが撃ち上がると大げさに騒ぎまくって「俺が守ってやる」と家長面をする。
こんな昭和のオヤジって、昔はたくさんいましたよ…ただ今の時代に合うかどうか?(笑)
#6307[2017/07/31 11:49]  sado jo  URL 

エリアンダー

考えてみると、今世界中で変な指導者が出そろって
きたような気がします。
北朝鮮、韓国、アメリカ、ロシア、中国。
彼らのせいで終末時計が後2分まで一気に進み30年ぶりの
危険水域になっているらしい。
#6308[2017/07/31 12:01]    URL 

Re: パーソ様COありがとうございます^^

その昔、ある所にとても子煩悩で親バカな父親がいました。

父親:「俺の言う事を聞いて、素直に従っていればお前たちは幸せになれる」
長男:「うん、僕は父さんの言う事に従うよ。その代わり遺産をたっぷり残してね」
次男:「僕は嫌だよ。だって遺産は兄さんのものだろ…ならせめて僕は自由に生きたい」
末娘:「私も嫌よ。だって父さんは、あぁしろ、こうしろとうるさいし、好きな服も着れやしない。
私に無断で勝手に結婚相手も決めるし…私だって恋愛もしたいし、好きな服も着たいのよ」
父親:「やかましい!次男も末娘も俺の言う事を聞け…俺が決めた職に就いて、俺が決めた相手と結婚すりゃぁ、一生安楽に暮らせるんだ」

次男と末娘は「父親は思い込みをしてるだけで、世の中は進歩して変化するから、父親の言う事を聞いてても将来に保障はない」と抗議したが、父親は頑として自分の考えを翻さなかった。
とうとう大喧嘩になり、「このバカ親父!わからずや」と次男は末娘と一緒に家を出て行った。
それから歳月は流れ…家出した次男と末娘は、大勢の一族郎党を引き連れて家に帰ってきた。
そして、父親の言う事を聞いて、遺産を相続した長男から家を乗っ取りました…とさ(笑)

支配者と人民(国民)の関係をイソップ寓話にしてみました…まぁ、どっちも欲深ですね(笑)
#6309[2017/07/31 13:56]  sado jo  URL 

Re: エリアンダー様COありがとうございます^^

> 考えてみると、今世界中で変な指導者が出そろってきたような気がします。

変な指導者が出揃った…と言うより「人類の化けの皮が剥がれた」と言う感じです(笑)
文明がこれだけ進化したのに、人の精神は石器時代から一歩たりとも進化してなかった><
何の為に古来から聖人や哲学者・思想家が努力を積み重ねてきたのか…完全に無駄だった。
いゃ、むしろ彼らの打ち立てた宗教や哲学・思想を逆利用して争いの火種にしています。

時は紀元前21世紀…屁理屈をこね回す石器人の酋長達が、血の気の多い部族の若者を引き連れて、
「お前達は勇猛な戦士だ。部族の為に戦え!」と煽る…ホンネは「俺の為に戦え」ですが(笑)
石槍・石弓がスマートフォンになっただけで、若者は精神的には石器人とたいして変わらない。
うちの兵隊アリが強いか?向こうのヒアリが強いか?…一応見物はさせてもらうが、若者達はそれでいいのか?君らには原始的な馬鹿げた酋長を超えて、文明人に進化する権利もあるのだが(笑)
#6310[2017/07/31 15:47]  sado jo  URL 

こんにちは~♪
科学者が編み出した思想そのものにはいいものがあります。
問題はそれを理解しいかに掘り下げ認識するのか、誤った解釈や一面的な捉え方だけで利用した人間自身に問題があるのであり思想そのものが悪いわけではないと思いますね。
哲学も同じでしょう。
解釈は後世に生きる人間が自分に都合のいい解釈をしているだけで、宗教など最たるものです。
自然科学や社会科学は進歩と発展の中でどんどんこれからも進化するでしょうが、それを使用する人間が誤った解釈をすればとんでもないことになることを人類はすでに経験済みなのに時計の針を逆戻りさせるような支配者が現れれば同じようなことが繰り返されるだけでしょうね。
#6311[2017/07/31 16:01]  まり姫  URL  [Edit]

Re: まり姫様COありがとうございます^^

> 科学者が編み出した思想そのものにはいいものがあります。
> 哲学も同じでしょう。

自然科学から導き出された真理を、人間生活に応用するのは悪い事ではありません。
だが、自然の摂理を支配者の都合で人工的に捻じ曲げると、とんでもない悲劇を招きます。
「優生学」は「自然は環境に適合する優れた種を残す」のであって、ヒトラーが勝手にゲルマン民族は優れ、ユダヤ民族は劣ると決めていいものではない。
ユダヤの方がより環境に適合した優れた種かも知れない…それは自然によって決定される。
人間には自然の摂理に対する決定権はない…逆に人は自然環境に支配される弱い生き物です。
「我優れたり」と言う人間の思い上がった思想が、あの「相模原事件」を招いてしまったのです。
#6312[2017/07/31 18:03]  sado jo  URL 

こんにちは~♪
「死んだ男の残したものは」、この歌を歌っている歌手はほかにもたくさんいますが、この歌手がお気に入りですかー(笑)
せっかくの歌詞が生きていない感じがします(個人的な感想に過ぎませんが)
#6313[2017/08/01 16:52]  まり姫  URL  [Edit]

Re: まり姫様COありがとうございます^^

> 「死んだ男の残したものは」、この歌を歌っている歌手はほかにもたくさんいますが、

一般的には、この歌を歌って有名になった「高石友也」でしょうね。
どっちにしようか?と考えた挙句、弾き語り調の「竹下ユキ」にしました。
空しさが漂う方が詩に合ってるかな?と思いまして(笑)
#6314[2017/08/01 20:22]  sado jo  URL 

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#6315[2017/08/02 16:06]     

精神を育てるというか鍛えるのは、肉体以上に大変な気がしますね

まずは土台である肉体に強靭さがなければならないですし、それを手に入れても、連動して身につくわけではないですからね

筋力や権力、知力を持つものは、その恐ろしさも十分に把握して、適正且つ公正に使うべきかと思いますが、国も会社もそうなってないことが多すぎですね

社会主義になるかファシズムになるかの二択しかないっていう(汗)

いずれも、統率者の精神面が破綻してることが一因かなと思ったりします
もしくは、破綻していないものの、欲に支配されてそうなったっていうのもあるかと
#6316[2017/08/02 17:36]  blackout  URL 

Re: m様COありがとうございます^^

いぇいぇ、どういたしまして^^
自分と比べたらまだまだ若いです…こっちは棺桶に片足突っ込みそうな歳です(笑)
お陰で年々上昇する気温にも、異常なまでの気象変動にも身体が付いて行きません。
フラフラしつつやっとこさ生きてますよ…ダウンしやしないかと気掛かりです(笑)
#6317[2017/08/02 18:25]  sado jo  URL 

Re: blackout様COありがとうございます^^

> 精神を育てるというか鍛えるのは、肉体以上に大変な気がしますね

どっかの社会意識調査で「身障者は他者に気を遣うが、健常者は余り他者に気遣いをしない」と言う結果が出てます…これは何を意味するかと言うと、
元気があり余ってる「健常者は他者より自分を優先させる。自分の欲が旺盛だから」となる。
一方の身障者は「他者がいないと自分が生きてゆけない…だから他者を大切にする」となる。
世に言う「健全な精神は、健全な肉体に宿る」と言う通説は真っ赤な嘘だった訳です(笑)
身障者にしろ被災者にしろ、弱って受身になってみて、初めてものの道理が分かり、人の大切さが分かる…身体は元気だがいつも対極に立って物事を考えている人間。
その人は聖人君子になれるでしょう…げに、人の精神を鍛えるのは困難の極みなんです(笑)
#6318[2017/08/02 18:53]  sado jo  URL 














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