シムーン第二章 ~乙女達の祈り~

随想/論文集

スティーヴン・ホーキング博士追悼② 「米軍機が撮影した未確認飛行物体」

ホーキング博士追悼②

そう考えると、彼らの探査機が米軍戦闘機の目前に現れたのは予定の行動であり、地球文明の中心地であるアメリカの兵器(科学
力)の観察が目的だったのではなかろうか?…ステルスもせずに戦闘機に接近するのは無謀に見えるが、彼らにとっては観察対象
を捉えるにはその方が都合がいいのだろう。何となればいつでも超光速でその場を離脱できるし、彼らから見て亀の歩みにしかなら
ないミサイルがもし当ったとしても、ダークエネルギーの障壁で対消滅させる事ができる。寧ろ探査機は、米軍機の(マッハで飛んで
いるのだが)ノロノロした速度に合わせて標準よりも極低速で飛行しながら衝突を避ける事の方に気を遣ったのではなかろうか。

してみるとなぜ未確認飛行物体=UFOが稀にしか目撃されないか?その理由も分かる…極低速で飛行する事が滅多にないからだ。
彼らの探査機は接近して何かを観察するか、サンプルを採取する以外は大気圏内にはなく、ダークエネルギーを補充しやすい太陽
系の外にいるのだろう。地球の情報は人類が使用する(彼らから見て)原始的なネットなどの通信網から得られるし、超光速飛行で
あれば瞬時に地球上に移動できる。しかも重力を排斥するダークエネルギーが動力ならば、大気圏突入時の摩擦熱も発生しない。
どんな高精度な観測機器を使おうが、光を発しないダークエネルギーを動力にして超光速で移動する物体は我々には見えないのだ。

それでもなお疑問が湧いてくる…それほどの高度な文明を持ち、200光年の彼方から地球を観測して文明の消滅を知っている彼らが、
なぜ人類に警告を発してくれないのだろうか?と言う事である…警告した所で誰も本気にしないから?今の人類の知性では対処でき
ないから?地球の歴史が変わってしまうから?…しかし、よくよく考えてみれば人間がそんな人間目線の発想しかできない事が文明
消滅の原因となったのではないだろうか?…おそらく彼らは、とうの昔に自己欲だの、国家だの、民族だの、宗教だのと言った拘りを
超越した思考を持つに至ったのだろう…でなければ高度な超文明を創造できるはずもない。
だから彼らにはそんな事は関係ないのだ…しかし、彼らが超越した文明を持つならばなぜ地球を征服しないのか?と考える人もいる
だろう。それこそが最も人間らしい無意味な発想である。遠からず消滅する事が判明している相手を何故にわざわざ征服する必要が
あるのだろうか?…Mr.スポックなら「非論理的ですね」と一笑に付すだろう。逆に救助する気はないのか?と考えた所で、70億もの
人間をどうやって運び、どこに収容するのだろうか?幾ら超文明を持つ彼らでも全能の神ではない以上限界はあろう…とは言っても
(彼らから見て)すでに消滅した文明のサンプルとして人間の♂と♀のつがいくらいは回収するだろう。いゃ、もうすでに回収している
かも知れない…その遺伝子を調べれば、なぜ文明が消滅しかのか?原因が究明できるはずだからである。

ただそれでもなお知りたい。人類の文明はいつ消滅するのか?それは突発的に消滅するのか?緩慢に衰退して消えてゆくのか?
もしや、ホーキング博士はある程度予測していたのではなかろうか?…今の世界情勢を見ると、何処もその国だけに都合のよい指導
者が台頭してきて、強硬な、或いは右寄りな政権を築いている。そして、それぞれの国の民衆がそれを積極的に後押しするものだから、
どんどん独裁的な長期政権となってしまっている。しかも、彼らは傲慢で自尊心が強く、他国や他民族や他宗教とは決して相容れよう
としない…そんな状況の中でここ数十年間、未確認飛行物体の目撃例が異様に増加している。これは彼らの活動が活発化している事
を意味する。そこから導き出される答えは、言わずとも突発的な消滅となる…おそらく、今後の100年~200年間がヤマになるだろう。
そうすると「人類が後200年生き永らえれば未来はある」と言うホーキング博士の遺言は、にわかに信憑性を帯びてくる訳である。

我々が今見ている夜空に輝く星々は、遥か数十光年~数百億光年の彼方にあり、そこから地球に届いた光は遠い過去のものである。
すでに消滅している星も多い事だろう…逆に言えば、宇宙の彼方から誰かが見ている地球の夜の輝く光景はもうないのかも知れない。
我々は過去と現在と未来が交差する不思議な宇宙の世界に生きているのである…我々が歩む一歩一歩を彼方から誰かが見ている。
それが愚かな歩みになるか?尊い歩みになるか?…決めるのは今地球に生きている我々自身である事を忘れてはならないだろう。

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~ Comment ~


今思うと今まで人類が滅びなかったことのほうが不思議ですね。
他の人類を滅ぼし、同じホモサピエンス同士ですら差別し合って争っている。
するとホモサピエンスの数はどんどん収縮していって最後には0になるのが自然。
そうならないために法律などを設けて秩序を保っているとはいえ
まだまだホモサピエンスとしての野蛮さは隠しきれていませんね。
#7053[2018/03/26 10:55]  西條すみれ  URL 

こんにちは!いつも、ありがとうございます。

私ごとですが、娘がホーキング博士の影響で、宇宙に興味を抱き、
今も、一年に一度の宇宙検定を受け続けています。
母の私は、膨張する宇宙とか、宇宙が消滅するとか、まったく分からず、
けど、漠然とですが地球外生命体を信じている派です。(;^_^

娘の読む宇宙雑誌を見ると、美しいなって思うのですけどね。

宇宙の果てってあるのだろうか。
宇宙はまた異なる宇宙の中にある存在なんだろうか、そんなことを考えると、
それを論理的に説こうとされた博士の偉業を改めて、見張る想いです。

#7054[2018/03/26 13:12]  窓  URL  [Edit]

Re: すみれ様COありがとうございます^^

> 今思うと今まで人類が滅びなかったことのほうが不思議ですね。
> 他の人類を滅ぼし、同じホモサピエンス同士ですら差別し合って争っている。

人類は200万年前に誕生した時、すでに全てを食い尽くす畜生の性質を備えていました。
しかし長い間、数も少なくて、地球を揺るがす程の力を持たなかったのが幸いしました。
今は数も多くて、一瞬で、又はジワジワと自身もろとも地球を破壊する力を持ってます。
ところが、アメリカの学校銃撃事件が全米を巻き込む「銃反対デモ」に発展した様に、新しい世代の間で「生命尊重」「差別反対」「動物愛護」「環境保護」と言った力が芽生えつつある。
これは何の現象でしょうか?…人の深層で遺伝子が変貌を遂げつつある事を意味します。
生物種・人種・民族・宗教を超えた「共感能力」を獲得する事…そうしなければ、種が存続できない事を遺伝子は知っていて、作り変え作業をしているのです。
今はまだ「奴隷狩り」「猛獣狩り」「虐殺コード」の遺伝子を備えた旧石器時代人が世界を支配してますが、新しい遺伝子を備えた新人類が台頭してくれば、彼らは駆逐されるはずです。
ネアンデルタール人の様にね(笑)…ただ、人類消滅までに時間的に間に合うかどうか?
#7055[2018/03/26 13:58]  sado jo  URL 

あるスピリチュアルの言うことには、宇宙人の乗り物が地球に到来していて、
最近はそれが特に増えている理由は、地球最後の日を見たいためとか、
その際か、その前に真面目な地球人を何とか救い出したいためだそうですが、
宇宙には他の星の運命に関与してはいけないという決まりがあるのだとか。
だとしたら、宇宙船があるのだか無いのだかが、明瞭ではないのかもしれません。

地球は過去にも大破壊を経験した歴史がある。それは地球以外の他の星にもある。
だから、じっと黙って見守っているのだそうです。

それにしても地球が破滅するなら自業自得で、しょうがないのかとも思います。
この社会には貪欲という大きな波動が他の誠実な意識を圧倒しているような気がします。
もちろん、だからといって沈黙していればいいというわけではないでしょうし、
小さな声も或るレベルに達すると一気に臨界点に達するという話もありますが。
#7056[2018/03/26 14:14]  ☆バーソ☆  URL  [Edit]

Re: 窓様COありがとうございます^^

> 私ごとですが、娘がホーキング博士の影響で、宇宙に興味を抱き、
> 今も、一年に一度の宇宙検定を受け続けています。

始りのあるものには、必ず終りがある…原理は覆らないので宇宙もいつかは消滅します。
光速を超えて加速するものは人には見えません…なので宇宙の果てを見る事はできません。
ホーキング博士を初めとする物理学者の最終目標は、宇宙の謎を解明する事ではないです。
宇宙の一部である人間自身を解明する事…言い換えれば「魂」の由来を説き明かす事です。
魂がどこから来て、今ここにあり、どこへゆくのか?…最新の物理学は、魂の存在を捉える一歩手前まで来ています。人類が後200年存続すれば、物理学者は魂を具体的にキャッチできる。
そうなれば、科学と宗教と政治と経済は合体し、人類には大いなる未来が開けるでしょう^^
#7057[2018/03/26 14:28]  sado jo  URL 

Re: パーソ様COありがとうございます^^

> あるスピリチュアルの言うことには、宇宙人の乗り物が地球に到来していて、
> 最近はそれが特に増えている理由は、地球最後の日を見たいためとか、
> 宇宙には他の星の運命に関与してはいけないという決まりがあるのだとか。
> それにしても地球が破滅するなら自業自得で、しょうがないのかとも思います。

現在、我々が見ている星の光は、何千~何百光年昔の過去のものです。
ならその逆もありで、宇宙人?が文明の光が消えた地球を見ていたと言う事もあり得ます。
超光速航行をすれば時間を遡れるので、どれだけ離れてようが過去の地球に辿り着けます。
でも、文明(人類)の消滅はすでに時間軸の決定事項なので、森友文書の様に書き換える事はできません…敢てやったら証人喚問どころか、もろとも対消滅します(笑)
今の所、人類社会が抱える諸々の問題は、まだ飽和状態には達していないと思われます。
ただ、次第に右極化している各国で国民のストレスが溜って、誰かが引き金を引く事はあり得ます…その場合は民衆もそれを支持します。後は世界的な連鎖反応で文明は消滅します。
現に、つい最近まで、アメリカの国民は北朝鮮との戦争を肯定していましたからね(笑)
#7058[2018/03/26 16:02]  sado jo  URL 

こんにちは

UFO論も進化しています。
昔はUFOが光速や重力エネルギーで飛ぶなどは考えら
れなかったですが、我々のテクノロジーも進化してきて
そんな可能性も論じられるようになったんですね。
科学的に考えれば知的生物は、地球以外にも無数にいる
でしょうから、何らかの手段で地球に来ているのは間違い
ないでしょう。来訪の目的も多種多様でしょうね。
私UFOを複数の人と二度見たことがあります。
#7059[2018/03/27 12:30]  エリアンダー  URL 

Re: エリアンダー様COありがとうございます^^

> 科学的に考えれば知的生物は、地球以外にも無数にいる
> でしょうから、何らかの手段で地球に来ているのは間違い
> ないでしょう。来訪の目的も多種多様でしょうね。
> 私UFOを複数の人と二度見たことがあります。

人は、どうしてもUFOや宇宙人を人間の目線で見てしまいます。
侵略だとか、征服だとか…それは人間の遅れた知性が生み出す発想に過ぎないです。
この広い宇宙には人間の発想を超越した知性体など、幾らでも存在すると思います。
超高度なテクノロジーで時間を遡り、すでに消滅した地球文明(人類)の過去…人間から見たら現在に辿り着いたとしても、彼らは観察するだけで何もしないと思います。
うかつに手出しすれば、すでに観測した既成事実(歴史)を覆す事になり、時の対消滅を招く恐れがあります…彼ら自身とて無事では済まないでしょう。
最近になってUFOの目撃例が増えているのは、それだけ彼らの観察が頻繁になっている証拠で…言い換えれば、地球文明(人類)のエンディングが間近になっていると言う事ですね。
#7060[2018/03/27 13:59]  sado jo  URL 














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