
「ひろゆき氏」日本の老害問題をまるで認識していない老害(田原総一朗)を糾弾 (東スポニュースのリンク)
若者が日本の問題点を指摘すると「この国から出て行け!」と怒る…出て行かれたら、経済も国防も何もできないで困るのは老人だろう(笑)
近年、何やら問題が起きる度に『上級国民』なる言葉を聞く…万民平等が基準の民主主義において上級国民なる人は存在するのだろうか?
マスコミやネットで言う上級国民とは曖昧だが、一応定義付けすると「現在、又は過去に国や地方で公の仕事に就いて地位を得て、その影響力を行使して行政を動かす力のある人」で、主に現役代議士や各行政機関・教育機関などから民間に天下りした中高年男性が多い。
そんな人達は合法的に行政機関や公的団体が主催する委員会の役員を務めたり、顧問だったりして国や地方の運営に関わっていたりする。
それだけなら民間と行政のパイプ役を務めている訳であり何も問題はないが、本人を含む親族や友人が不動産売買や進学・就職などで行政の便宜供与を受けたり、交通違反などのもみ消しや何かのトラブルの解決において役人達に忖度させている実態が明るみに出る様になった。
特定の国民への行政の贔屓は昔から行なわれていて、実は自分の父親も農繁期で忙殺されて交通事故を起こした際に、県から天下りしてきた農協の理事に事故をもみ消してもらった事がある…日本ではそんな事は慣例だった様に思えるのだが今になって騒ぐのはなぜだろうか?
多分それは近年になってネットを駆使した情報網が格段に進化して、起きている出来事が庶民に隅々まで伝わる様になったからだと思える。
その結果、庶民には「特別待遇される上級国民がいるのは民主主義に反する」と言う意識が強くなったのだろう…だが行政側からみれば、上級国民なる人達は国民と役所のパイプ役となって行政をサポートしてくれる貴重な存在である…何かにつけ持ちつ持たれつの意識が働く。
こうした意識が、経産省を天下りして(株)クボタの役員や(社)工業技術院長を勤め、瑞宝重光章を受賞しながら2019年4月『池袋暴走事故』を起して母娘2人を死亡させ、10人の重軽症者を出した「飯塚幸三」を庇おうとする行政への国民の不信感と反発を招いてしまった。
そして今回もまた、国立信州大学工学博士で(多分)長野市の測量行政をサポートしてきた名誉教授の「齊藤保典」氏の「自宅近くの公園で遊んでいる子供の声がうるさい」と言う苦情を行政側が受け入れ『長野市青木島遊園地』の廃止を決めてしまった事が問題となっている。
本音を隠したがる役所体質もだが、もっと不思議なのはトラブルの元凶となった上級国民なる人達の態度である…飯塚幸三は裁判で無罪を主張し、齊藤保典氏は「ここに住んでみないと分らない」と自分の苦情から子供達の遊び場を奪う結果になった事に対して開き直っている。
なぜ功績ある偉い人が年老いて人格を疑われる様な事をするのだろうか?それはその年齢になってみなければ分らないが、ともかく年を取ると身体のあちこちが不調になり、イライラしてきて他人の事よりも自分の快適さを優先する様になる…つまり自己中心的になる訳である。
結果、視野が狭くなって他人のする事に不快感を感じたり、人によってはクレームを入れたり、暴言・暴力をふるう様になってしまうのだ。
自民党の麻生氏が国民を「下々のバカ」と見下したり、二階氏が「ぶち殺す」と暴言を吐いたりするのは自分の身体の不快感からであろう。
『騏驎も老いれば駑馬になる』と言う言葉がある…どんなに偉い人間でも歳老いれば駄々をこねる幼児に還ってしまうと言う格言である。
『邪魔者扱いされる育児中の母子』…身勝手な大人が日本を少子化させて滅ぼす (NHKニュースのリンク)
それにしても理解できないのは、そうした上級国民と呼ばれる人達の年金は定年退職した一般の会社員よりも遥かに高額で、その上、役員や顧問として天下りした先でかなりの高い報酬を受け取っている。合算するとどう見積もっても年収は1000万円以上になるはずなのである。
だが優雅な上級国民に対して、子育てしている若い世代の年収は平均500万円にしかならない。夫婦で懸命に働いた金で育児し、保育園の費用を払い、児童預かり料を支払っている…不憫だとは思わんのか?大目に見てやろうとは思わんのか?応援してやろうとは思わんのか?
金のない若い世代が懸命に子育てに励んでいるのに、金持ちの老人は手伝ってやろうともせずに「子供がうるさい」とか「近頃の若いもんは礼儀を知らん」などと抜かしている…年寄りのわがままもたいがいにしろ!ここまで来ればもう上級国民を通り越してただの老害である。
『晩節を汚さず』は遠い過去のものか?…上級国民に代表される日本の老害に怒って越す年の瀬では「良いお年を」と言えないのが辛い。
あなたの署名で、大人の勝手な都合で遊び場を失いそうな子供たちを救えます (主催:長野県子どもを守る会)
◆ 長野市青木島遊園地存続を求める署名サイトへのリンク ◆ (◀ クリックして開いて下さい)
(▲) あなたのブログやSNSにこのリンクを貼って、賛同者を募っていただければ子供たちが助かります。
ある意味恐ろしい『上級国民』の考え方 (まるで世界の老害プーチンや習近平の様だ)
(▲)こんな動画は昔なら左翼呼ばわりだが、今時は右派のスローガンになっている。右派も怒るくらい日本は格差が酷いのだろう(笑)
実は自分も上級国民に痛い目に遭った事がある『森友事件』の最中に元財務省の偉いさんだった論客が、Yahoo!NEWSで佐川氏と阿部首相を持ち上げ、犠牲になった赤木さんを捨て駒呼ばわりしていたので「死者を冒涜するあなたの神経を疑う」と抗議のコメントを入れてやった。
そうしたら、誹謗した訳でも規約違反をした訳でもないのにYahoo!から出入り禁止を喰らった…多分、本人が危険人物だとでもチクったのだろう「へぇ、Yahoo!も上級国民のメンツを通すんだ」と思った『庶民は上級国民には勝てない』らしい。未だにYahoo!は出入り禁止である。


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<日本は情けないヤンデレ長寿国>
『黄昏の国』と言うSF小説を読んだ事がある…世代ごとに住む街が定められている近未来のある国で、退職して孫や子供と引き離され、老人ばかりの街に住む事になった老夫婦を通し、まるで老人ホームにでも隔離された様な孤独の中で黄昏て行く老人達の悲哀が綴られてゆく。
実際に老人ホームに入って老人ばかりと接していると、認知症になるのが早かったり、身体が弱くなって行く事例が数多く報告されている。
過保護にされ過ぎると言うのもあるだろうが、どうも同じ世代ばかりで暮す所にも問題があるらしい…福井県~丹後半島を経て鳥取県に至る裏日本は、昔から夫婦で共稼ぎしないと食っていけない貧乏な地域として有名だが、それにも拘らずなぜか長寿地帯として知られている。
どの家も嫁いできた嫁は貴重な労働力である。子供を産むとすぐに働きに出る。当然、子供の養育は祖父母が担う。家族それぞれが役割を分担して大家族で暮らすのが一般的な地域なのである…幾つもの世代が一緒になって暮す。どうもこれが長寿の秘密らしい事が分ってきた。
北欧は世界を代表する長寿地帯である…日本人は社会福祉が整っているからと考えているらしいがそれは違う。極寒の北欧は昔から夫婦で働かなければ生活できない貧しい地帯だった。だから当たり前の様に男女は同等の権利を持っていた。条件が裏日本ととてもよく似ている。
そこで母親が外で働いている間は祖父母が子供の面倒を見るのが伝統になっている…今でも社会の第一線を退いた老人達は地域のボランティアセンターに出掛けて、子供達に絵本を読み聞かせたり、編み物を教えたり、一緒に絵を書いたりして過ごすのが当たり前になっている。
不思議な事に歳老いた命でも人間は幼い命に接すると細胞が活性化するらしい…まさか子供の精気を吸い取っている訳でもあるまいが、本能的に活発な命に引きずられてアンチエイジング機能が働くのだろう。なので子供や若者と頻繁に接する事が健康で長生きする秘訣である。
数百万年前に猿から進化したホモサピエンスは、例え文明化しても猿と同じく色んな世代が入り混じった群れで暮す様にしかできていない。
核家族化と共に世代間断絶が進んで、子供の泣き声や甲高い声をうるさく感じる様な老人が増えたのは群れ全体が病んでいる証拠である。
幾ら平均寿命が長くても、年々老人医療費が嵩み、病的でヒステリックな半病老人が増えている日本のどこが自慢できる長寿国だろうか?
『黄昏の国』と言うSF小説を読んだ事がある…世代ごとに住む街が定められている近未来のある国で、退職して孫や子供と引き離され、老人ばかりの街に住む事になった老夫婦を通し、まるで老人ホームにでも隔離された様な孤独の中で黄昏て行く老人達の悲哀が綴られてゆく。
実際に老人ホームに入って老人ばかりと接していると、認知症になるのが早かったり、身体が弱くなって行く事例が数多く報告されている。
過保護にされ過ぎると言うのもあるだろうが、どうも同じ世代ばかりで暮す所にも問題があるらしい…福井県~丹後半島を経て鳥取県に至る裏日本は、昔から夫婦で共稼ぎしないと食っていけない貧乏な地域として有名だが、それにも拘らずなぜか長寿地帯として知られている。
どの家も嫁いできた嫁は貴重な労働力である。子供を産むとすぐに働きに出る。当然、子供の養育は祖父母が担う。家族それぞれが役割を分担して大家族で暮らすのが一般的な地域なのである…幾つもの世代が一緒になって暮す。どうもこれが長寿の秘密らしい事が分ってきた。
北欧は世界を代表する長寿地帯である…日本人は社会福祉が整っているからと考えているらしいがそれは違う。極寒の北欧は昔から夫婦で働かなければ生活できない貧しい地帯だった。だから当たり前の様に男女は同等の権利を持っていた。条件が裏日本ととてもよく似ている。
そこで母親が外で働いている間は祖父母が子供の面倒を見るのが伝統になっている…今でも社会の第一線を退いた老人達は地域のボランティアセンターに出掛けて、子供達に絵本を読み聞かせたり、編み物を教えたり、一緒に絵を書いたりして過ごすのが当たり前になっている。
不思議な事に歳老いた命でも人間は幼い命に接すると細胞が活性化するらしい…まさか子供の精気を吸い取っている訳でもあるまいが、本能的に活発な命に引きずられてアンチエイジング機能が働くのだろう。なので子供や若者と頻繁に接する事が健康で長生きする秘訣である。
数百万年前に猿から進化したホモサピエンスは、例え文明化しても猿と同じく色んな世代が入り混じった群れで暮す様にしかできていない。
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